映画サイコパスのネタバレ解説＆感想！ストーリー展開的に続編もあり？

劇場版映画「サイコパス（ PSYCHO-PASS）」を見てきました！

最初に言っておくと、めちゃくちゃ面白かったです！

見ようかどうか迷っている方には自信をもっておススメできる完成度でした！

ヒロイン常守朱だけではなく、アニメ2期ではほとんど出番のなかった狡噛慎也も全編にわたって大活躍！

政治や正義といった壮大なテーマ・怒涛のストーリー展開・そして各キャラクターの見せ場とアニメファンからしても大満足というのが映画「サイコパス」に関する第一の感想です。

ただ、やっぱりというか、ちょっとストーリー展開が早すぎるというか理解が追い付かない部分も…。

今回は映画「サイコパス」のネタバレストーリー解説＆感想をお届けします！

Contents

映画「サイコパス」ネタバレ解説
- 裏からさらに解説
感想
まとめ

映画「サイコパス」ネタバレ解説

まずは、映画「サイコパス」のおおまかなストーリー展開をさらっていきましょう。

・冒頭で東京にテロを仕掛けた密入国グループを退治、その記憶から失踪中の狡噛慎也が紛争国でテロ支援していると判明

・その紛争国「SEAUn（シーアン）」に狡噛慎也逮捕のため派遣される常守朱。シーアンは日本が試験的にシビュラシステムを輸出している国で、首都シャンバラには色相や犯罪係数をチェックするシステムが備えられていた。

・シーアンの内地で反政府ゲリラとの戦闘中に狡噛慎也を発見した常守朱は、そのままゲリラ側に身を寄せることに。シーアンの軍大佐ニコラス・ウォン（CV神谷浩史）激おこ。

・狡噛慎也はシーアンの反体制ゲリラの戦術指南＆精神的なリーダーとして活動していた。

・一方、ニコラス大佐は狡噛慎也＆常守朱を始末することを決定し、傭兵に依頼。

・ゲリラの本拠地を襲う傭兵集団。狡噛慎也＆常守朱はそれぞれ捕えられ、ニコラス大佐の独断の元にまさに始末されようとしていた。

・ところが、突然その場のドローンが公安局にジャックされ、公安一係のメンバーも登場。状況は一転し、ニコラス大佐はあっけなく退場。

・いよいよラスボス戦。狡噛慎也VS傭兵集団のボス・デスモンド（CV石塚運昇）。常守朱の相手はシーアン議長のチュアン・ハン。

・ハン議長は内戦時代に日本と手を組みシビュラシステムを導入する見返りに国のトップに立った人間…だったはずがクーデターの首謀者は実はニコラス大佐で現・ハン議長は影武者だと知らされていた。

・しかし、さらに状況は一転。現・ハン議長の正体は公安局長と同じく「シビュラシステム」そのものだった。

・常守朱はハン議長（シビュラ）に民主主義による議長の再選を要求。国の未来を民衆に預けるべきと主張。

・ラストシーンではハン議長（シビュラ）は要求をのみ、辞任するニュースが流れていた。

・一方、狡噛慎也はボス戦に勝利。日本に帰るでもなく、また旅に出て結局常守朱の元には帰らなかった…。

裏からさらに解説

今度は「じゃあ、要するに時系列ではなにが起こっていたのか？」についてネタバレ解説していきます（間違っていたらごめんなさい！）

・まずシーアンは内戦が続く国で、内部では軍閥が覇権をかけて争っていました。

・その状況を切り開こうとしたのはニコラス大佐。ニコラス大佐は日本と手を結び、シビュラを導入する代わりに体制を手にしようと画策し、その中でハン議長を始末しニセモノを国のトップに祭り上げた。

・ただし、シビュラ導入には裏があった。シーアン軍部の人間はサイマティックスキャンを受けておらず、首都シャンバラでは不公平なシステムが稼働していた…のだが、それもシビュラの思惑の内。シャンバラにシステムが行きわたった時点でシビュラは軍内部の不正者はもともと排除する予定だった（事実・ニコラス大佐を含む潜在犯は処分された）

・ラストシーン。辞任を表明したハン議長が再び当選する旨のニュースが流れた。つまりシーアンのトップは「シビュラ」ということになり、民衆はそれと知らずにその道を選んだ。