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映画「バケモノの子」のネタバレ感想と解釈!九太と一郎彦の対比とは

   

こんにちは、若竹です。

話題の映画「バケモノの子」をさっそく見てきました!

率直な感想は「面白いから絶対見た方がいい!」

前回の「おおかみこどもの雨と雪」でも号泣した私ですが、やっぱり「バケモノの子」でも感動して涙があふれてきました。

とはいえ、映画「バケモノの子」は活劇モノでもあるので「おおかみこども」とはまた毛色の違う作風なのですが。

というわけで今回は映画「バケモノの子」を見た感想や映画に関する解釈をネタバレありでお届けします!

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映画「バケモノの子」のネタバレ感想&解釈!

※今回の記事は「映画の内容を知っている人向け」です。映画「バケモノの子」の物語自体に関するネタバレはコチラをご参照ください。

関連記事:映画「バケモノの子」の物語をネタバレ!感動の結末に号泣!

 

主人公は作中で9歳から17歳へと成長する少年・九太(本名は「蓮(レン)」)

そして、もう一人の主人公はバケモノの「熊徹」

この2人はやがて師弟関係となるわけですが、同時に「父子」としても描かれています。

見る世代によって、九太に感情移入する人・熊徹に感情移入する人は別れるところでしょうね。

そういう意味では幅広い世代に見てほしい映画としておススメなのですが、アニメだからと言ってあまり小さいお子様には向かないかも。

「風立ちぬ」の時ほどではありませんが、小学校低学年くらいの子には難しい気もしました。

(もちろん楽しめるは楽しめると思うのですが、テーマというか映画のメッセージを汲み取ることは難しいでしょうね。)

 

「家族」というテーマ

映画「バケモノの子」の大きなテーマは「家族」

前回の「おおかみこどもの雨と雪」が「母と子」だったのに対して、「バケモノの子」では「父と子」の関係が取り上げられています。

 

「子」はもちろん九太。

それに対して「父」としては熊徹(とその仲間たち)と、そして実の父が登場します。

九太は9歳の時に母親を事故で失っていますが、それ以前に両親は離婚していて実の父親とは疎遠な関係。

対して、熊徹は九太が9歳(小学校3年生くらいですか)の時から17歳になるまでの8年間をともに過ごしています。

一緒に過ごした時間と言う点では熊徹の方が長いかもしれませんね。

一方は血がつながっているけど大事な時にも来てくれなかった父親、一方は血縁がないどころか人間ですらないバケモノだけど長い時間一緒に生活してきた父親。

この対比には「家族とは何か」という問いが含まれているように思えます。

「血がつながっているから家族なんじゃない。過ごした時間を共有し、大事な存在として思いあっている関係こそ家族だ」と言うのはちょっとクサすぎですかね(笑)

映画の中で実の父親と再会した九太は「一緒に暮らそう」と誘われたとき、熊徹のことが思い出されて躊躇してしまいます。

しかも実の父親に向かって「俺のことなんにも知らないくせに!」と感情的になってしまう一幕も。

「父親に捨てられた」と思っていた九太が、言葉には出さないながらも「大事な存在」として思い続けてくれた熊徹にどれほど救われていたかがわかる場面ですね。

 

最近読んだ小説に「家族に『なる』んじゃない。家族は『する』ものだ」という一節がありました。

九太が母親の事故以降に家族をしていた相手は熊徹だったのでしょう。

一方で、熊徹の方も九太と「家族をする」ことで親として成長しています。

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熊徹という父親

熊徹は師匠もなく、家族もなく1人で強くなってしまったバケモノ。

そのため自己中心的で粗野なふるまいが身についてしまいました。

もちろん周囲の言葉なんて聞く耳持たずです。

それが九太と出会ってからは一変。

「子に誇れる親でありたい」という願いから、自らのふるまいを見直しはじめます。

九太との接し方に気を付け始めたのは「昔の自分」をそこに見ているためでもあったのでしょう。

「あのとき、こんな親がいたら」

熊徹自身は人からの愛情を知らないバケモノでしたが、親として愛情を与える番になって初めて大切な絆に気づきます。

最初は「どうせすぐに出ていく」と言っていた熊徹が、成長した九太の家出に対しては心が引き裂かれそうな表情で「行くな!」と言って止めていましたね。

「親の心子知らず」とも言いますが、乱暴な口げんかをする中にも九太が気づかなかった熊徹の愛情が含まれていたのでしょう。

「あれで親代わりのつもりでやってきたんだからさ…」

九太が出て行った後の仲間のつぶやきが印象的でした。

 

物語後半。

九太の声援が聞こえたとたん、1人では勝てなかった猪王山に逆転勝ちする熊徹や、九太を救うために迷いなく神様に転生することを決めた熊徹の姿は「父親そのもの」でした。

頑固で、表だって子に愛情を表現できない不器用者で、でもいつだって「子のため」を思い、子のためなら躊躇いなく行動する。

理想的とは程遠いかもしれませんが、それでも熊徹は「立派な父親」として描かれていました。

 

九太と一郎彦の対比

映画「バケモノの子」における熊徹と猪王山は「父親像の対比」だったのだと思います。

力量・人望・品格すべて完璧だった猪王山ですが、多忙のため子どもと一緒に過ごす時間は少なく、結果的に一郎彦を追い詰めてしまいました。

 

ネタバレになりますが「バケモノの子」におけるラスボスは一郎彦でしたね。

親世代と同じように、九太と一郎彦もまた「子ども」の対比として描かれているように思われました。

一郎彦と九太は本質的にはどちらも「人間の子」でありながら、渋天街で育った「バケモノの子」でもあります。

ただ、一郎彦の場合は赤ちゃんの時に拾われたため「自身が人間である」という自覚がなく、それなのに尊敬する父親や弟とは違う体に違和感を覚えつづけてきました。

そこに誰かの悪意は存在していません。

しかし、一郎彦は暗に自分の正体について感づいた時「両親の本当の子ではない」という絶望感に打ちひしがれ、コンプレックスを抱えてしまったのだと思います。

だから、幼少期は礼儀正しかった一郎彦が、成長後には「同じ人間でありながら家族と楽しくやっている」九太に苛立ちを覚えたのでしょうね。

猪王山も一郎彦も表面的には「理想的な親子」でしたが、家族にとって本当に大事なのは外面ではなく内面。

表面的にはいがみあってばかりだけど、心では絆で結ばれている熊徹・九太親子とは対照的です。

この対比の中に「家族」というテーマに対する細田守監督のメッセージが含まれているのではないでしょうか。

 

まとめ

なんだか映画評みたいになってしまいましたが、「バケモノの子」のネタバレ感想&個人的な解釈でした。

まあ正直あれやこれやと考えて見なくとも十分に面白い作品なので、余計な解釈は蛇足かもしれませんが「こういうことだったのかな?」と考えるのもまた映画の楽しみの一つということで。

映画「バケモノの子」のテーマは「父と子」そして「家族」

多くの人が「家族とは」について考える良い機会になる映画だと思います。

とはいえ映画中はそんなことを考えている暇はなく、後半では大泉洋や役所広司の名演技に号泣するばかりでしたが(笑)

総じて感想は「映画館で見ないと損!」

ぜひ公開期間中にスクリーンで見てみてくださいね!

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