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漫画「南瓜とマヨネーズ」あらすじとネタバレ!映画は結末に注目!

   

こんにちは、若竹です。

魚喃キリコ「南瓜とマヨネーズ」が映画化!

臼田あさ美さんや太賀さん、オダギリジョーさんらが出演することで話題になっていますね。

原作漫画は1998年~1999年の作品というコトで未読だったので、さっそく手に入れて読んでみました。

というか実はちょうど今、読み終わったところなのですが…

「あ、これ絶対いい映画になるやつだ」

と早くも確信!

内容的にはとりたてて派手な出来事もない静かな作品なのですが、状況や心情がダイレクトに伝わってくるような圧倒的な現実感がすごい!

そもそも映画向きな作品なんだと思います。

特に、あの結末は映画化によってさらに印象深いシーンになりそうな予感です!

 

というわけで、今回は映画化が発表された漫画「南瓜とマヨネーズ」のあらすじとネタバレ!

2人の男の間で揺れ動く主人公がたどり着いた結末とは!?

 

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漫画「南瓜とマヨネーズ」のあらすじとネタバレ!

※以下、ネタバレ注意!

 

(せいちゃんとあたしは同棲を始めて1年半になる。同棲のきっかけはたいしたことじゃない。なんとなく、いつのまにかそうしてたってだけだ)

(胸のつまる苦しい恋とは違って、なんとなくいつのまにかというのはとても楽だったし、情がわくのもすごく簡単なことだった)

ツチダは現在、恋人の「せいいち」と同棲中。

せいいちはミュージシャンだが今はスランプ中で、生活費などはツチダがバイトして稼いでいる。

要するに、せいいちはヒモ状態なのだ。

そのことに不満はないものの、先立つものが必要なのもまた事実。

ツチダはせいいちに内緒で水商売を始めることにした。

(水商売…なんかやっぱやだなー。生活費のためにはしょうがないか…でも例えば)

(ハギオのためだったら、たぶんあたしなんでもするんだろうなー)

ハギオというのは女たらしのダメ男で、過去にツチダもそんなハギオの女の一人で、妊娠して、中絶して…。

それでもツチダはハギオに心底惚れこんでいたし、縁がきれた今でもハギオのことを引きずっている。

(せいちゃんがハギオだったら…なんて、比べてるあたしはサイテーだ)

(考えてみればさ、ハギオにさんざん傷つけられたあたしを救ってくれたのはこの人だもんね。いっしょにいてくれたもの)

(あんなに好きだったハギオと同じだけ、きっとあたしはこの人のことも好きなのかもしれない)

 

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お金のため

水商売の店ではリカ(源氏名は可奈子)と仲良くなった。

リカ「前ね、つきあってた男がチャランポランなヤツでさー。浮気山ほどしててさー。けどあたし、そいつのこと好きだったからさー、やっぱり結局はお金なのかなって思って」

だから、男のために水商売を始めた。きっと、リカとツチダは似ている。

 

もうツチダには貯金はない。それどころか生活費のために少しずつ借金が増えつつある。

(お金がないのは、とても不安)

そんな時、ツチダは店に来た脂ぎったオヤジに愛人契約を持ち掛けられる。

1回10万円。

「あ、せいちゃん?今日あたし、ちょっと遅くなってもいい?友達に会っちゃって。うん…ごめんね」

「せいちゃん、ごめんね」

ホテルから家に帰ったツチダのかばんには、オヤジから受け取った大金が入っていた。

 

発覚

(何を守りたくて、あたしはこんなことをしているんだろう。自分の体を触らせることとお金を交換して…あたしはいったい何を守ろうとしているのだろう?)

今日もせいいちは仕事もせず、家事もせず、ゲームなんかをしていたらしい。

「あたし働いてたんだよ?なのにせいちゃんは一日中…」

「なんだよ…それ…」

「…ごめん、せいちゃん…なんでもない」

(悪いのはきっとあたしの方だ。自分が勝手にしていることをせいちゃんのせいにしてイライラして…悪いのはあたしの方だ)

 

そして…

せいいち「ねえ、なにコレ。なんでこんなんがあるの?」

せいいちに売りがバレた。

「…なにやってんだよ、おまえよぉ」

「せいちゃんが…怒れるの?ぜんぶ、せいちゃんのためじゃん…」

「あんたがやりたいその音楽のせいであたしまでふり回されてんじゃないッ!」

せいいちはこちらに背中を向けている。

「あ…ごめ…ごめん、せいちゃん。ねえ、せいちゃん、ごめん」

せいいちは黙ったまま。

(お金のことを言ったのは酷いことだと思った。音楽をいやなことのように言ったのは、もっとひどい。ひとの夢をバカにするのは最低の行為だ)

(あたしたちは、もう終わっているのかもしれない)

 

(だけど)

(あたしたちには、この部屋の他に行くところがない)

 

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再会

せいいちはバイトを始めた。そして、ツチダは水商売を辞めた。

(あたしたちはなにもなかったフリをしながら、なにも変わらず暮らしている。まだ、あんまり笑ったりしないけど、でもいつか戻る)

(もとに戻るように頑張っているのかもしれない)

そんな時

「ハギ…オ…?」

ツチダは駅で偶然ハギオを見かけて、つい声をかけてしまう。

「萩野くんっ」

「…あっれー?おっまえ何やってんのー?なになにちょっとー」

「あはは、バイトしてんの。この近くで」

連絡先を交換する。

(心臓が止まるかと思った。忘れられなくて、好きなままでいた、大好きな…大好きなハギオ)

 

自分から電話をする。ハギオと会う約束をする。

(あたしは、自分が何をしようとしているのかが、よくわからないでいる)

当日。

昼からいろんなところに行って、いつのまにか夜になった。

「ハギオぉ、今日、どっか泊まんない?」

誘ったのはツチダだ。

(せいちゃんのことをなんにも考えられなくなる。ぜんぶどうでもいい。なんにも考えられない)

ホテルでの一夜が明けた。

ハギオ「オレおまえのこと好きかも。わかんないけど。また電話してよ」

ハギオと別れて、家に帰ってくる。

「せいちゃん…バイトから帰ってきたら、おいしいものいっぱいつくってあげるね」

「…ごめんね、せいちゃん」

 

裏切り

今日も、ツチダはハギオと会っている。

「彼女?いないよ、彼女ってのは。べつにまぁ、適当にいろいろはあるけど、誰もそんな好きじゃないし」

「おまえ、彼女んなる?」

「でもあたし…彼氏のことフれないから」

「好きだから?それとも情で?情だとしたら、そんなのウソだよ」

「…じゃあさ、つきあって長い長い時間が経ったとして、お互い一緒にいるのが当たりまえになったとして、そのあとは、情じゃなかったらどうやってハギオをつなぎとめておけばいいの?」

「…つなぎとめるとか、そーゆー言葉言われるのって、すげー重荷。…いいじゃん今は今でさ」

(たまにハギオは昔のハギオの顔になる。あたしのこと見下すような冷たい顔。あたしは、あの頃みたいに怖くなる)

 

ハギオと手をつなぎながら歩く。

「ハギオぉ、好きだよ」

 

家に帰ってせいいちとテレビを見ていると、せいいちの昔のバンドメンバーが出演していた。

その曲は、昔せいいちが作ったものだった。

「せいちゃん…ひどい…ねえ、こういうのって…」

「いいよ…もぉいいよ。きたねーよなぁ…」

(ハギオとの、あたしがしていることは、これと同じくらいの裏切りなのかも)

(せいちゃんがとても大切なのに、やましいから苦しくて、大切にしてあげたいせいちゃんのことが見れなくなる)

 

(せいちゃんが、あたしのことをフってくれたらいいのに。フってくれたら、あたしはハギオのところに行けるのに)

 

何でも話す昼間のバイトの友人に言われる。

「あんた、今のハギオが好きなんじゃなくて、過去の自分のために今ハギオと会ってるんじゃない?」

ツチダ「…」

 

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破局

それでも、ツチダはハギオと会う。

「彼氏とあたしね、なんか今あんまりうまくいってないんだ」

「オレのせい?」

「ハギオのせいじゃないよ…でも、なんか今はさ、あたし彼氏といてもハギオのことがずっと頭の中にあって…彼氏はぜんぜん悪くないのに、彼氏と一緒にいるのがすごく疲れる」

「ふーん、ならさ、オレんとこくれば?ホントに」

「…そしたらハギオ、ずっといっしょにいてくれる?」

「さあねー。先のことなんてそん時んなってみないとわかんねーよ。な?」

「…うん。そーゆうと思った」

 

家に帰りながら、ハギオのことを考える

(ねえ、ハギオ。ずっとずっとあたしといてよ)

 

家に帰ると、せいいちが神妙な顔で話を切り出した。

「…オレたち、わかれない?」

「…え」

「…そのほうがいい。わかれたほうがいいよ」

ハギオのことがバレたわけじゃない。

「オレ…やっぱ音楽やりたいんだ。けど、そういうこと思うといっつも心のどっかで、オマエがいるから生活もどうにかなるし…みたいなとこがあって…甘えてるっつーか」

「オマエに甘えてばっかで、オレこんなんじゃだめだよ。オレに気ぃつかってるオマエみてんのもつらいし」

「オマエさ、子供産んでちゃんとしたダンナがいて…その方がいいよ。女なんだからよ」

「もうなんにも無理しなくていいような男見つけろよ」

「なんで…こんなふうにしかなれなかったんだろーなぁ…」

「オマエはなんにも悪くないのになぁ…ごめん」

「オマエちゃんと幸せになれよなぁ」

ツチダは、じっと下を向いたまま黙っていた。

 

その夜、ツチダは公園のすべり台の上でしゃくりあげるように泣いた。

顔をぐじゅぐじゅにゆがませて、ただただ、しゃくりあげるように泣いた。

 

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決別

(せいちゃんのいない生活。あたしは泣いてばかりいる)

せいいちは「明日から少しどこかへ行く」と言って出ていった。

 

ハギオ「いいじゃん。これでやっとコソコソしなくてすむじゃん」

それでも、ツチダはハギオと会う。

「ねぇ、ハギオ。今日であたしもうお金なくなっちゃうかも」

「なんだ、オレのために売りでもしてくれてんのかと思った。じゃあ、これからどうやってオレのこと養う?…ってうそだよ。うそ」

「前の彼女は…そうだったの?」

「あー…最初は普通に働いてたけどいつのまにか水商売にハマってさ、そいつ。オヤジと寝て金つくったりしてたんじゃないかな。なんかオレに、いっしょーけんめー金くれてたよ。けど別にこっちから頼んだわけじゃないぜー?」

「んでそいつ自分からそーゆーふうにしといてヒスおこしたりしてさ。すげーうざったくなって結局」

「…そのひとって、もしかしてリカってゆう?」

「…なんで、知ってるの?」

リカの元カレはハギオで、ハギオの元カノはリカだった。

お店でツチダを助けてくれた優しいリカ。

「なんでリカちゃんをキライになれるの?なんでリカちゃんがいいコだってわかんないの?」

「―――は?」

 

(何年か前。あたしがハギオに追い払われたのは、リカちゃんが帰ってくるからだったんだな)

(せいちゃんは、あたしのヒステリーをあたしだけのせいにしなかった)

せいいちのことを想い出す。

 

「ハギオぉ…もう会わないでおこう?」

「あたし…ハギオにどんどん見透かされて嫌われていくのとか、ハギオがいなくなるのが怖いよ。…だからもう、ここでやめたい」

「…うん。オレも『彼氏いる女』ってとこでおまえに興味持ったのかも」

 

駅で別れる。

「んじゃね」

「…うん。ハギオ、ありがとうね」

ハギオは振り返らずに帰っていった。

(あの頃のハギオみたい。でも、もうそれでいい)

(あたしはハギオに子供をつくってあげた。それを堕ろしてあげた。いっぱいいっぱいお酒をごちそうしてあげた)

(ハギオのことが、すごくすごく大好きだった)

(すごくすごく、大好きだった)

 

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結末

(せいちゃんから電話があって、「曲をかいた」って言っていて)

(せいちゃんはそれを聞かせるために、あたしはそれを聞くために、会う約束をした)

「…元気だった?」

「うん…元気だったよ」

「今まで、どうしてたの?」

「友達んとこあちこち行ったり、いろいろ」

「髪…長くなったね」

「また切ってよ」

「…うん、いいよ」

「…曲さー、なんかしんないけど、おまえに一番はじめに聞いてほしくてさ」

「おまえのために書いたわけじゃないよ?けど、一番はじめに聞いてほしくてさ」

ツチダの目が自然とうるむ。

「せいちゃん…おなかすいてない?」

「…ちょっと空いてる」

「なんか作ろうか。うちに帰ったら、なんかあったかいの食べよ?」

 

(せいちゃんが作った曲は、恋や愛じゃなくて子供の頃にギターを持って歌を歌う歌手にあこがれた気持ちの歌だった)

(子供の頃にギターが弾きたくて弾きたくて、ずっとそれが叶うことを願ってて、今、そのことをやっとまた思い出したよっていう歌)

(うまくいってもいかなくても、せいちゃんが、あたしの一番好きな歌をつくる人だと思った)

(せいちゃんが作った曲は、やさしくて、かわいくて、とても尊くて)

(あたしはこっそり泣いた)

 

(わたしたちのこの、ありふれた平凡は、本当はとても壊れやすくて、なくさないことは奇跡)

(わたしたちの生活、毎日、日常)

(せいちゃんが笑っているということ。あたしが笑っているということ)

<南瓜とマヨネーズ・完>

 

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まとめと映画化について

魚喃キリコ「南瓜とマヨネーズ」が映画化!

今回は原作漫画のあらすじと結末のネタバレをお届けしました。

(おそらく)20代後半、フリーター、彼氏はミュージシャン志望のヒモで、究極にダメな昔の男を引きずっている…。

最初はツチダの状況に「うわぁ…」と感じたものでしたが、結末で見えてきたものは脆くも大きな「幸せ」のカタチでした。

「ありふれた毎日こそが、奇跡」なんて言葉としてはすごく陳腐なんですが、ツチダから生まれた言葉だと説得力が違います。

ラスト3行のモノローグには、じんわりと心温まりました。

 

さて、そんな「南瓜とマヨネーズ」が映画化するわけですが!

冨永昌敬監督はこんなコメントをしています。

主人公ツチダの望みは「せいちゃんの歌を聴きたい」というごく些細なものでした。

私としては漫画からそういう要素は読みとれなかったので、これは監督の解釈かもしれません。

普通は原作と違う設定や解釈を嫌う傾向にある私ですが、この監督のコメントには思わず

「素敵やん?」

と、ある意味納得してしましました。

というのも、この映画でもっとも印象的な場面は間違いなく結末のシーンなんですね。

そしてコメントから察するに映画「南瓜とマヨネーズ」は、結末のメッセージありきで再構築されたものになるのだろう、と。

うん、いい感じ!

漫画のラストで感じた温かい気持ちを、今度は映画で味わえるのだと思うと今から楽しみです。

 

また、楽しみと言えばオダギリジョーさん演じるハギオもそう!

こういっては何ですが、これ以上の適役はいない!と断言できるほどのハマり役(笑)

臼田あさ美さんのツチダや太賀さんの「せいいち」もそうですが、個人的にはハギオのクオリティに注目しています。

そんな映画「南瓜とマヨネーズ」は2017年11月公開!

絶対観に行こうと思います!

 

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