青春・少女漫画系

映画「HELLO WORLD」ネタバレ解説と考察!ラストの解釈は?

「HELLO WORLD」みたいな作品をみると、どうしても《SF部分のつじつま》が気になってしまいます。

たぶん「あー、おもしろかった!」で終わらせればいいと思うんですけど、「あれはどういうことだったの?」とずーっと考えてしまうんですよね。

そこで!

今回は原作小説(ノベライズ)を片手に、とことん「HELLO WORLD」の謎を考えていきたいと思います!

あくまで「わたしはこう解釈したよ!」という記事です。

あと、ネタバレを含みます。ご注意ください。

ストーリーと疑問点の整理

まずは、SF要素に注目してストーリーを簡単にまとめてみましょう。

・2037年のナオミがアルタラに記録された2027年の世界に入る。

・ナオミは2027年から瑠璃の精神を2037年の『器』に入れる。

・現実のはずの2037年に狐面(自動修復システム)が現れる【疑問点1】

・ナオミ消滅。

・千古によってアルタラが人の手から離れる【疑問点2】

・直実と瑠璃は元の世界に戻る。ハッピーエンド。

・ナオミが病室で目を覚ます。瑠璃よって救われた【疑問点3】

わたしが「んん?」と思ったのは【疑問点】の部分です。

1つ1つ、考えていきたいと思います。

ぱんだ
ぱんだ
他にも疑問点があったらコメントで教えてね!
わかたけ
わかたけ
もっと詳しくストーリーを振りかえりたい場合はこちらをどうぞ!
hello world
アニメ映画「HELLO WORLD」あらすじネタバレ!結末に感動!まずは予告編をご覧ください!https://youtu.be/shoWFRnNoWwどうですか!おもしろそうでし...

2037年は現実か記録世界か

自動修復システムが現れた以上、ナオミのいる2037年は現実ではないと考えるのが自然でしょう。

ややこしいのですが、アルタラに記録された複写世界の中にもアルタラは存在しているわけで。

ナオミはアルタラ内部の世界から、さらにその世界のアルタラの内部の世界(2027年)に入っていったということになります。

マトリョーシカみたいな構造ですね。

アルタラはどうなったの?

直実がナオミを『神の手』で消したあと、アルタラセンター長の千古はアルタラの真の力を解放させるスイッチを押します。

小説の記述をまとめると、その後に起こったことは次の通り。

1.アルタラセンターから光のドームが広がっていく

2.直実の『神の手』から同じ光のドームが広がっていく

3.ふたつの光のドームがぶつかり、世界が開闢(かいびゃく)した

ぱんだ
ぱんだ
……は?

『開闢』の意味を調べてみました。

開闢とは
  • 天と地がはじめてつくられたとき
  • 世界の始まりのとき

ざっくりとした解釈なんですが、『開闢』によってアルタラ世界はパラレルワールドとして独立したのだと思います。

千古が押したスイッチによって、アルタラ世界は外部の人間から干渉を受けなくなりました。

それは事実上、現実世界と同じ条件の世界になったということを意味しています。

2027年の世界のことを考えてみると、直実はすでにナオミと違った行動をとっているので、この先起こることはまったくの未知数です。

だから本当の現実(における過去)とは違う出来事が起き、違う発展をとげていきます。

  • パラレルワールドとして分離した。
  • もうひとつの現実として成立した。

『開闢』によって起きたのは、そういうことではないでしょうか。

さらにいえば、アルタラの記憶領域は無限ですから、世界の100や200くらい楽勝で内包できるわけで。

これは本当にわたしの印象なんですが、『開闢』によってアルタラ内部には無限の並行世界が誕生したのではないかと思っています。

ラストの解釈は?

簡単にいえば、瑠璃はナオミと同じことをしたんですよね。

ナオミが2027年の瑠璃を脳死状態にある2037年の瑠璃の体に入れたように、瑠璃は同じく脳死状態(?)にある????年の堅書直実の肉体にナオミの精神を入れたということでしょう。

ぱんだ
ぱんだ
ふむふむ……え?

ぱんだくん、気持ちはわかります。

まだいろいろと「?」と思うことが残っていますよね。

なので、上記の考察をベースに、細かい謎についても考えていきたいと思います。

ラストはどんな世界なの?

結論からいえば、ラストの世界は2027年や2037年の世界とは無関係なパラレルワールドのひとつです。

西暦でいえばもっと先の未来であるはずなので、仮に2047年としておきましょうか。

2047年では科学がさらに発展しています。

2047年の瑠璃(以下、ルリ)が16歳の直実に贈った《高性能な神の手》からも、技術力の進歩がうかがえます。

2037年のナオミは瑠璃の『精神移植』に失敗しましたが、2047年の技術力ならば安全に過去(別世界)から精神を持ってこられるのでしょう。

(あるいは『開闢』によって自動修復システムは現れなくなっているのかも?)

なんでナオミの肉体があるの?

2037年におけるナオミの心身は『神の手』によって消滅しました。

ぱんだ
ぱんだ
じゃあなんでラストには体があるの?

それは2037年の世界とは別の世界だから。

2047年の世界では《何か》があって、堅書直実(直実やナオミとは別存在)は脳死状態になっていました。

ここで原作小説の一節を紹介しましょう。

ルリ「貴方は大切な人のために動いた。貴方の精神は今、ようやく『器』と同調したんです」

このセリフから、第3の直実は大切な人のために動いた結果、脳死(?)したということがわかります。

これは本当にわたしの想像なのですが、2047年世界(の過去)における第3の直実は、ルリをかばって事故に遭ったのではないでしょうか。

だから2047年では堅書直実と一行瑠璃の立場が(2037年と比べて)入れ替わっている……と考えるとなんだか納得できます。

まとめ

今回はアニメ映画「HELLO WORLD」のネタバレ考察をお届けしました!

では、最後にまとめです。

3行まとめ
  • 2037年は現実世界ではなかった
  • アルタラ世界はパラレルワールド化した
  • ラストの世界は2027年や2037年とは別のパラレルワールド

繰り返しになりますが、本記事中の考察はわたしが「たぶん、こうじゃないかな!」と思ったことです。

間違っている可能性もありますので「そういう考え方もあるのね」くらいの気持ちで受け取ってくださいませ。

  • 「わたしはこう思うな!」
  • 「ここはどう思う?」

とかコメントしていただけたら嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぱんだ
ぱんだ
またね!

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POSTED COMMENT

  1. キャンベル より:

    なるほど。宇宙と同じで宇宙の外側はどうなってるの❓アルラタの外、現実は実際どうなってんのかな❓記録世界は過去の話、現実ではナオミは瑠璃に直美ではないと言われたままで…。ラストは記録世界内の各世界内が変わっただけで…ほんとにハッピーエンド❓

    • わかたけ より:

      コメントありがとうございます!

      『本当の現実』は存在しているはずなんですけど、きっと特定はできないですね。
      ナオミや直実がそうであったように『ここが本当の現実だ!』という認識は思い込みでしかなく、証明する方法がありませんから。
      そういう意味では、もしかしたら私たちが認識している『現実』も本当に現実なのかはわかりません。
      (「胡蝶の夢」の理屈ですね)

      ラストに関しては、直実視点に限ればハッピーエンドと言えるのではないかと思います。
      変な外部干渉を受けることもなく、予定調和ではない未来を瑠璃と歩んでいけるという意味では。
      また、未来(2047年)のナオミとルリについても、ようやく結ばれてよかったと思いました。

  2. 匿名 より:

    どうしても最後に納得がいかなくて。ナオミがルリを助けて欲しかったな。特に日曜から月曜日深夜にかけて完読したからか、やるせない気持ちになっからかな。

  3. ゾロア より:

    こんばんは!
    昨日、京都プレミア試写会に参加してきました。
    とても面白かったのですが、わかたけ様と全く同じ部分に疑問を感じ、これはもう無限にパラレルワールドが存在するように世界が増幅したのかなぁと思うことで、無理矢理自分を納得させて帰ってきました。
    それでもやはり気になってしまい考察サイトを検索したところ、こちらにたどり着きました。
    とてもわかりやすい考察と開闢の解説ありがとうございます!
    見てる時は、え?かいびゃく?何それ???だったので(-.-;)

    私の納得できていない部分は下記の3点です。
    ❶往復できないんだから、同調したら直美は消えるのでは?→未来の科学の進歩と、宇宙の謎エネルギーの力をもってすれば、往復も可能になる?
    ❷現実ナオミ(最後目覚める)は2037年のナオミが眠った姿なのか?
    ❸2037年のルリは直実のいる過去へ戻ったのに、一体どのルリがナオミを取り戻すために頑張るのか?→これが一番わからない部分です。ナオミを失うルリなんて存在しないのに。やはり物語に描かれていない部分で何かあるんですかねぇ。

    原作未読なので、読んでみて、また公開初日に見に行こうかなと思っています笑

    浜辺美波ちゃんは、あまり深く考えすぎずに楽しんで下さいと言っていましたよ。

    長文失礼いたしました

    • わかたけ より:

      こんばんは!
      京都プレミア試写会行かれたのですね!
      うらやましい!

      実際に映画見てもやっぱり考察部分の謎は残るんですねえ。
      浜辺美波ちゃんの言うとおり、深く考えないのがベストなんでしょうけど……気になるものは気になりますよね(笑)

      とはいえ、小説・映画に共通してあえて「完璧な正解」はわからないようになっているような気もします。

      特にラストに登場する『ナオミを救うルリ』の正体は2027年の瑠璃とも2037年の瑠璃とも違う気がしますし。

      私の解釈はこんな感じでした。

      >現実ナオミ(最後目覚める)は2037年のナオミが眠った姿なのか?

      答えは「NO」
      最後に登場する『眠っていたナオミ』は物語で一切触れられていない平行世界の堅書直実だと思われます。

      >2037年のルリは直実のいる過去へ戻ったのに、一体どのルリがナオミを取り戻すために頑張るのか?

      これも『第三の瑠璃』が存在するという認識です。
      無限にあるアルタラ世界の中には『直実が脳死し、瑠璃がそれを救おうとしている』というパターンもあったということではないでしょうか。

      映画見てから小説を読むと新しい発見もあると思います。
      新しい気づきや考察が思い浮かんだら、また教えてください!

  4. Rei より:

    アルタラがある現実なんて
    私達からしたら現実世界ではないですね。

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