今回はドラマ化もされた漫画「37.5℃の涙」のネタバレをお届けします！
最終回の内容は！？
あらすじ
主人公・杉崎桃子は「リトルスノー」に勤める新人病児保育士。
契約した各家庭へ出向いて病児保育をしていきますが、毎回のようにトラブルが発生！
本来「家庭の事情に立ち入らない」が原則の病児保育ですが、桃子は首を突っ込んでいってしまいます。
- 仕事優先で子どもにちゃんと向き合っていないシングルマザー
- 結婚後、旦那が家事育児を一切手伝わない家庭
- 妻に逃げられた父子家庭
登場するのは、それぞれ親子の問題を抱えた家庭ばかり（ほぼ100%大人側が悪いんですが）
桃子は時に親にルール違反の説教をしたり、時に病状が急変した子どもに対処したりと大活躍です。
しかし、問題は桃子自身にも降りかかってきます…！
ネタバレ
桃子が笑えない理由
桃子が笑えない原因は生まれ育った家庭環境の中にありました。
母親は桃子の兄ばかりを可愛がり、その兄は昔から桃子に暴力をふるってばかり…。
家族とは縁を切った桃子でしたが、6話ではなんと実の兄の家庭で「病児保育」をすることに！
子どもの頃の兄妹ゲンカならまだ理解もできますが、大人になった今でも最低兄貴は仕事できた桃子に暴力をふるってきます。
さらに、それを見ていた兄の子ども・まもるが生まれたばかりの「妹」に同じように手をあげてしまうという事件が発生！
結局、兄の家庭はそれをきっかけに崩壊したのですが、兄は桃子の職場「リトルスノー」に逆ギレして殴りこんでくるというクズでした。
しかも、その後は桃子の実の母親が登場し「兄の家庭が壊れたのは桃子のせい！」と怒鳴り込んでくる始末…。
そんな家庭環境で育った桃子はトラウマから上手く笑えなくなっていたのでした…。
※それでも、一生懸命に子供と接する桃子は本当にステキな人物ですよね。
桃子の恋愛
病児保育を描いているとはいえ「37.5℃の涙」はあくまで「少女漫画」
12話という短い物語ですが、きっちりと桃子の恋愛についても描かれています。
…いや、でも展開的には普通の少女漫画とはだいぶ違いますね。
なんと桃子は漫画第2巻のラストで唐突にプロポーズされてしまうんです！
プロポーズしてきたのは病児保育で行った家庭のシングルファザー・篠原さん。
確かに篠原家の子ども・健太君もお母さんを欲しがっているようでしたが、そんな急展開では桃子も混乱するばかりですよね。
しかし、意外なことに桃子の返事は「OK」！
…この桃子の計算外な返事に動揺したのは「リトルスノー」のチャラい上役、朝比奈さん。
実は朝比奈さんもまた桃子のことが好きだったのでした。
※ちなみに朝比奈さんは30代前半のシングルファザーで、娘の小春ちゃんも桃子と面識があります。
そう、ここによくわからない3角関係が誕生！果たして恋の結末は！？
桃子の恋の結末は最終回まで引っ張られたのですが、厳密には最後まで「桃子と誰かがくっついた」という描写はありませんでした。
しかし、最終回では「桃子と朝比奈さんが両想いになった」と予感させるシーンがあったので、順当に考えれば桃子のお相手は「シングルファザーで職場の上役である朝比奈さん」という結末だったと言えるでしょう。
ちなみに篠原さんは、病状が急変した健太君をよそに元嫁とケンカし始めるという愚かな大人だったのでアウト。悪い人じゃないんでしょうけどね…。
まとめ
今回は「37.5℃の涙」のネタバレをお届けしました！
漫画のテーマは「病児保育」
新人の病児保育士・桃子がトラブルを抱えた家庭と直面しながら成長していく物語です。
シリアスなテーマを扱っていますが、漫画ではとにかく子供たちが天使のような可愛さで描かれているので暗くなりすぎることはありません。
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