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漫画「無限の住人」ネタバレ!最終回の結末は?【映画原作】

漫画「無限の住人」は「アフタヌーン」で約20年間連載されていた長編漫画。

「仇討ち」がメインテーマの時代劇でありながら、迫力ある戦闘シーンや奇抜な武器・登場人物でも話題となりました。

今回は実写映画化もされた「無限の住人」のネタバレをお届けします!

はじめに

原作漫画「無限の住人」はコミックスで全30巻。

内容は大きく「序章」「加賀編」「不死解明編」「最終章」にわけられています。

当初の構造は「不老不死の侍・万次」が「両親の仇討ちを誓う少女・凛」に雇われ、剣客集団「逸刀流」に立ち向かっていく、というモノでしたが物語が進むにつれ人間関係は複雑化。

  • 逸刀流を狩る別の集団「無骸流」
  • 加賀の剣客集団「心形唐流」
  • 幕府関係者

など複数の勢力が複雑に絡み合う展開となり、さらに各勢力も一枚岩ではなく個人レベルの人間関係もどんどん移り変わっていきます。

そういった意味で「無限の住人」は大河ドラマのような壮大な物語であると言えますし、同時に「群像劇」的な構造であるとも言えるでしょう。

ネタバレとしても30巻分の内容を丁寧に追っていくととんでもない文量になってしまうので、今回は大まかな展開を押さえていきたいと思います。

ネタバレ

序章

万次はかつて、仕えていた旗本を斬った。

その男が悪党であるとわかったから斬ったのだとしも罪は罪。

万次は罪人となり、襲ってきた100人の追っ手を斬り伏せた。

心身ともにボロボロだった万次だったが、八尾比丘尼(やおびくに)という老婆から「血仙蟲」を植え付けられ生きながらえる。

その代わり、万次は「不老不死」の体になってしまった。

そんな万次が出会ったのは「両親の仇討ち」を誓う少女・浅野凛。

凛は実家の無天一流道場を潰した剣客集団「逸刀流」に復讐するため、万次を用心棒として雇う。

万次と凛は次々に「浅野道場襲撃事件」に関わった逸刀流の使い手たちを仕留めていくが、肝心の逸刀流統主・天津影久(あのつ かげひさ)の行方はつかめていない。

逸刀流は日に日に勢力を増し、ついに剣術指南役として幕府から声がかかるまでに成長していた。

 


 

加賀編

そんな折り、万次と凛は「無骸流」の剣士・尸良(しら)と接触する。

無骸流は逸刀流を狩るたった6人の集団。

尸良は同じ目的を持つ万次たちに共闘を提案し、ここに共同戦線が誕生した。

無骸流の掴んだ情報によれば、天津影久は加賀に向かっているという。

加賀への街道で待ち伏せる万次たちだったが、そこで逆に逸刀流からの襲撃を受けてしまった。

逸刀流を残虐に返り討ちにする尸良は狂った本性を現し、凛に危害を加えようとしたが、万次により撃退される。

片腕を失った尸良は万次への復讐を口にし、無骸流との共同戦線は終わった。

 

万次たちは改めて天津影久を追って加賀へ向かうことに。

しかし罪人である万次は関所を通過できない。

焦った凛は無謀にも単独で加賀へ向かい、どうにか通行手形を手に入れた万次が後を追う。

途中、万次は「無骸流」の正体が幕府に操られている重罪人たちであることを知る。

万次は再び尸良に襲撃されたが、元逸刀流の強者・凶戴斗(まがつ たいと)の強力もあり撃退に成功した。

 

一方、加賀の心形唐流を訪ねていた天津影久は師範・伊羽研水(いばね けんすい)の養女・密花(ひそか)を娶るという条件を飲み、心形唐流を逸刀流の傘下に収めることに成功する。

しかし、幕府からの命令により伊羽研水は反旗を翻し、江戸へ帰還する天津影久を襲撃!

心形唐流の門下生を返り討ちにした天津影久が道場に戻ると、伊羽研水は「幕府は逸刀流の敵である」と告げ自害する。

…一方江戸では、天津影久不在の隙に幕府が逸刀流との酒宴をもうけており、酔いに乗じて幹部たちを亡き者にしていた。

 

単独で加賀を目指した凛は山越えでボロボロになっていたところで、仇である天津影久と遭遇した。

そして何の因果か凛は江戸へと引き返す天津影久と行動を共にすることに。

しかし、凛の腕では恐ろしく腕の立つ天津影久には敵わない。

そんな凛と天津影久だったが、道中を共にすることでいつしか親しくなっていく。

 

消耗した凛と天津影久はついに心形唐流の一派に追い詰められてしまう。

しかし、そこに万次、逸刀流に復帰した凶、天津のはとこであり作中最強の女性・乙橘槇絵(おとのたちばな まきえ)が現れた。

混戦の末に心形唐流は全滅。

凛は万次と、天津は凶・槇絵とともにその場を去った。

 


 

不死解明編

万次は、無骸流を裏で操る黒幕・吐鉤群(はばき かぎむら)から「無骸流に入れ」と誘われる。

誘いに乗る万次だったが、実はそれは吐の罠。

吐は万次を使って「不老不死」を解明する実験を行うつもりだったのだ。

万次は獄につながれ、日々人体事件が行なわれたが成果は出ず。

一方、万次が囚われたと知った凛は協力者とともに江戸城へ救出に向かう。

混戦の末、万次は片腕を失ったしまったが無事に凛とともに脱出に成功。

結局、血仙蟲の謎は解明されずじまいだった。

 

実験失敗の責任をとらされ、吐は切腹を命じられる。

吐は切腹までの一か月で逸刀流を潰すと誓い、解体された無骸流よりさらに強力で実戦的な集団「六鬼団」を結成。

「六鬼団」と、今や数名にまで減ってしまった「逸刀流」、そして「万次と凛」

全ての戦いは結末へと向かっていた。

 

最終章

そして、それぞれの因縁についに決着が訪れる。

これまで生き残ってきた強者たちがぶつかり合い、命を散らしていく。

そんな中、家族を全て失った吐と、事実上壊滅した逸刀流の統主・天津が激突する。

激闘の末、結果は辛くも天津の勝利。

小指を斬られボロボロとなった天津の前に、万次が現れてさらなる戦いが始まる。

勝利したのは万次。天津の右腕を切り落とした。

敗れた天津は槇絵の遺体とともに外国へ渡ろうとするが、最後の最後で凛に刺されて絶命。

かくして長かった全ての因縁が結末を迎えた。

 

…それから90年の月日が流れた。

血仙蟲を身に宿す万次は何一つ変わっていないが、時は明治時代に。

もちろん凛もすでに生きてはいない。

唯一生きているのは同じく血仙蟲を身に宿す老婆・八百比丘尼のみ。

そんな中、まるでいつかの焼き直しのように、八百比丘尼が万次に少女・布由(ふゆ)の用心棒を依頼する。

万次を見た布由は一振りの小刀を取出して告げる。

「婆様の婆様から受け継がれ、あなたに渡すようにいわれている」

小刀に彫られた文様には見覚えがあった。

凛が持っていた小刀だ。

小刀の名は「ウヌカラカンナスイ」

アイヌ語で「離れても再び会う」を意味するその小刀は、女が好きな男に贈る者だという。

布由は凛の玄孫だったのだ。

万次は布由を手をつなぐ。

一度失われたはずの万次の右腕には小指がない。

それは天津影久の右腕を移植したものだった。

浅野凛の子孫と、天津影久の右腕が手を取り合う。

永遠を生きる万次の人生は続く。

 


 

要約と補足

結構、省略してネタバレしてきましたが、それなりのボリュームになってしまいました。

結末だけ要約すれば

・凛の仇討ちは成功。逸刀流は全滅し、統主・天津影久には凛自らがトドメを刺した。

・万次の不老不死の謎は解けず、普通の人間にも戻らない。凛とハッピーエンドとはならなかった。

・90年後の世界で、万次は凛の玄孫と出会う。移植した天津の右腕と、凛の子孫の手が繋がれる。

という感じですね。

ただ、今回のネタバレは本当に物語の軸のみを追ったものに過ぎません。

「無限の住人」の醍醐味である、一風変わった武器を使った血なまぐさく迫力のある戦闘シーンや、いろんな意味で魅力あるキャラクターたちについては原作漫画でチェックしていただければと思います。

※ちなみに「無限の住人」登場人物Wikiには100人以上の名前ありキャラクターが掲載されています。

 

まとめ

今回は漫画「無限の住人」のネタバレをお届けしました!

木村拓哉さん主演の実写映画も要チェックです!



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