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漫画「賭ケグルイ」1巻~6巻のネタバレと感想!最終回への伏線は?

河本ほむら「賭ケグルイ」がアニメ化決定!

というわけで、以前から気になっていた漫画「賭ケグルイ」を読んでみました。

全体的な感想としては…

・登場するギャンブルが全てオリジナルで面白い!

・「ギャンブル狂の主人公(と仲間たち) vs 生徒会」という王道のストーリーにグッとくる!

・そして何より、可愛らしいキャラクターたちがギャンブルの時に見せるゲス顔(ブサイク顔)!そのギャップは必見!

「あ、これは絶対アニメ面白いわ」と確信しました!

今回はそんな漫画「賭ケグルイ」1巻~6巻の内容・あらすじのネタバレ紹介や感想、最終回への伏線などについてお届けしていきたいと思います!

漫画「賭ケグルイ」各巻のネタバレ!

というわけで、まずは1巻からスタート!

※以下、ネタバレ注意!

 

「賭ケグルイ」1巻のネタバレ

私立百花王学園。

政財界の有力者の子女が多数通うこの学園では勉強やスポーツの成績など二の次だ。

人の上に立つ人間にとって必要なのは駆け引きや読心術、ここぞという時の勝負強さ。

つまり、ギャンブルの強さだ。

百花王学園では日常的に生徒間で大金をかけたギャンブルが行われており、生徒会がそれを仕切っている。

もしもギャンブルに大敗し、生徒会に「上納金」を払えなくなれば「家畜」と認定され徹底的に虐げられてしまう。

ちょうど、善良で凡人な鈴井がそうであるように…。

 

そんな鈴井のクラスに転入してきた転校生・蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)

夢子はさっそくクラスで最もギャンブルが強い早乙女芽亜里(さおとめめあり)に目をつけられ、勝負をすることに。

種目は『投票ジャンケン』

必ずしもグー・チョキ・パー全てを出せるわけではないアレンジ版のジャンケンだが、基本的には勝負を分けるのは「運」だ。

チップは1枚1万円。

夢子は1回50万円の勝負に打って出るが、2度も負けてしまいいきなりマイナス100万円に。

夢子「早乙女さん・・・チップを追加でお借りしても?」

早乙女「もちろん歓迎だよ!で、何枚にする?(バ~カ、そっから先は泥沼だよ)」

夢子「1000枚で」

ザワッ。

早乙女「馬鹿なこと言わないで!一発のジャンケンに1000万円賭けるなんて…狂ってる!」

夢子「だから良いのではありませんか。ギャンブルは、狂っているほど面白い…さぁ、賭け狂いましょう!」

こうして、1回1000万円のジャンケンが始まる。

実はイカサマをしていて、ジャンケンの手を故意に偏らせることのできる早乙女は内心でほくそ笑む。

だが…

夢子「気づかないとお思いですか?」

夢子はイカサマを見抜いていた。しかし、それが何だというのだろうか?

このゲームではパーを出せば勝てるはずだ。夢子がチョキを持っている確率は低い。

「じゃんけん、ぽん!」

早乙女のパーに対し、夢子はチョキ。

早乙女「う、うそだ…」

夢子「さて清算ですが、私の負け分を差し引いて880万円。支払いよろしくお願いします♡」

 

鈴井「ひとつ…聞かせてほしい。最後にチョキを引けたのはなんで?」

夢子「ああ、それはまったくの偶然です。ラッキーでしたね」

鈴井「そんなっ…」

鈴井(蛇喰夢子、彼女はまともじゃない…ギャンブル狂。「賭けぐるい」だ)

 


 

その後も夢子は刺激的なギャンブルを求めてリスクの高い勝負に身を投げていく。

・VS 皇伊月(生徒会の1年生)

転校初日で大勝ちした夢子は噂になっており、伊月が勝負を持ち掛けてきた。

賭け金は2000万円。

種目は2セットのトランプを使った『ダブル神経衰弱』

マークと数字が揃わなければならない成功率の低い神経衰弱だ。

ところが夢子も伊月も一度開けたカードはすべて記憶していき、接戦の末に伊月が勝利した。

夢子「もう一戦…もう一戦やっていただけませんか?」

負けたら生爪をはぐという条件で泣きの一戦を申し込む夢子。

実はイカサマをしていた伊月は申し出を受け入れる。

しかし…

夢子「御実家は有名なトイメーカーだそうですね…御実家の稼業を賭けるようなマネは、それなりの覚悟をなさってからにしましょうね」

伊月(こいつ、イカサマに気づいた…!?でも、問題ない!私の番が回ってくれば…私の…)

ストレートで夢子の勝ち。

そして、夢子はさらなる勝負を伊月にもちかける。

夢子「今度はお互い生爪を賭けませんか?そんなリスクを賭けた真剣勝負…想像するだけで…滾ってしまいます…♡」

夢子「さあ、ヤりましょう!ほら、早く!」

伊月「ひぐっ…む、無理です…で、できません…許してください…」

夢子「は?……つまんないの…」

 

・VS 西洞院百合子(生徒会役員)

種目は丁半とルーレットを組み合わせたようなゲーム「生か死か」

このゲームでは賭け金である4000万円を超えて勝敗する可能性がある。

ゲーム中、夢子は西洞院を執拗に挑発して…

夢子「全部、はじめから…ここに賭けるための口から出まかせですので許してくださいね」

そう言って所持チップを一点集中して賭ける夢子。西洞院の顔色が青ざめる…。

(イカサマを逆に利用された…!)

ディーラーは出目を操ることができる、それを見抜いていたのだ。

夢子「私のベッドは40枚。もし生に的中したらあなたの負け分は…21億7000万円!」

夢子「さぁ、賭け狂いましょう!」

西洞院(い、今なら示談できるかも…)

夢子の勝利で決着…と思われた時、生徒会長が現れた。

生徒会長がカップを開けさせると、なんと結果は…

「百合子様の3億1000万円勝ちで決着です!」

夢子「『穴熊』でしょうか…これは参りましたね」

会長「さて…どうかしら」

穴熊とは、床下からカップの中を操る賭場のイカサマのこと。

鈴井(生徒会長は穴熊ができるように学校の作りにまで手を入れていた…!?)

夢子「ふふ…想像以上です。この学園…いえ生徒会長は」

夢子「うん、決めました!私、生徒会長とギャンブルしたい!」

<1巻・完>

 


 

感想

とにかく夢子のぶっ壊れ具合がよくわかる1巻でした(笑)

「敵のイカサマを見抜いて勝つ」ならまだしも、夢子の場合は「イカサマを見抜いて、その上で運による勝負をする」ですからね。

賭けている金額の莫大さと相まって「うわぁ、狂ってるわ…」という感想しかでてきません。

まさに「賭け狂い」!

ちなみに1巻では地味に早乙女が5000万円の負債を背負っています。西洞院戦前の噛ませ犬として。かわいそう。

そうそう、1巻で一番お気に入りだったブス顔は、夢子に「人間としては下の下…糞のようなものですね」と挑発された時の西洞院さんでした。

和服系美女だったのに、一気に平安系ブ女になってましたね…(笑)

 

「賭ケグルイ」2巻のネタバレ

西洞院戦で3億1000万円の借金を負ってしまった夢子は「家畜」に降格されてしまう。

そんな夢子に届いた『人生計画表』

夢子は今後計画表の通りに見知らぬ男と結婚し、出産し…人生を差し出さねばならないという。

それを回避する方法はただ一つ、借金を返すことだけ。

夢子は借金額を大幅に減らせるチャンスである『債務整理大集会』に参加することに。

種目は『二枚インディアンポーカー』

夢子は同卓の早乙女と協力(イカサマ)し、家畜を見下す木渡&その家畜である蕾と勝負することになった。

そして結果は…

木渡(ち…結局1位は蕾、俺が2位が…。まあいい1000万くらい何とか用意できる)

勇気を出して最後に主人を裏切った蕾が勝利…暴虐な主人である木渡はそのことに激怒していたが…

「栄えある1位は…早乙女芽亜里様!獲得額は、1億6600万円です」

木渡(は?)

2位が蕾、3位が夢子、そして4位が木渡だと発表されていく。

木渡「はぁぁ!?ふざけんな!」

芽亜里「まだ気づかないわけ?くくっ、こんなに見事に騙されてくれるとはねええ!」

このゲームでは申告した借金額に応じて、チップの価値が変わる。

今回ならチップ一枚当たりの価値は

・蛇喰チップ…3100万円

・芽亜里チップ…500万円

・蕾チップ…200万円

・木渡チップ…100万円

という具合だ。そして勝敗はチップの数ではなく、チップの額の合計額で決まる。

もちろんカギとなるのは価値が高い蛇喰チップ…のはずだった。

しかし今回、夢子は借金を500万円と申告しており、逆に芽亜里は借金を3億1000万円と申告していた。

つまり、チップの価値は芽亜里と夢子で逆。

あとは借金額が記されたボードを交換しておくだけで、本当のチップの価値を誤認させることができた。

これにより芽亜里は借金を完済。

木渡は家畜降格。

一方、もともと2億6000万円を申告しておらず、3位という結果から借金額の変動もなかった夢子の借金総額は変わらず3億1000万円のままだった。

<2巻・完>

 


 

感想

負けたら仲間。ヤムチャシステム。

というわけで、1巻1話で倒した芽亜里が仲間になりました。かわいい。

さて、2巻からは「1冊かけて1つのギャンブル」という流れに変わっています。

じっくりギャンブルが進行する分、最後の逆転劇の面白さは格別ですね!

木渡君の「ははは、この家畜が!」→「この俺が、家畜だと…?」という流れは定番ですが、やっぱりスッキリしました。

今回は敵が男だったので良いブス顔はなし…そのかわり、木渡君が家畜になった夢子に命令し、夢子が服を脱ぎだすシーンが2巻で一番のお気に入りでした(笑)

色気がすごい。夢子、恐ろしい子!

 

「賭ケグルイ」3巻のネタバレ

結局、芽亜里が1位になったことで得た2億6000万円は夢子に渡された。

しかし、夢子には家畜身分を返上する気がないという。

その理由は『公式戦』

家畜には「一度だけ誰にでもギャンブルを挑める権利」が与えられている。

この時、相手は挑戦を断ることができず、生徒会が相手の場合は賭け金に上限が設けられない。

夢子は家畜のままでいることで生徒会にギャンブルを挑むつもりなのだ。

 

VS 生徒会、美化委員長・生志摩妄(いきしまみだり)

生志摩はギャンブルのスリル、負けた時の「痛み」に取りつかれたギャンブル狂だ。

夢子のことを気に入った生志摩は、生徒会長に壊される前に夢子にギャンブルを持ち掛けた。

種目は『ESPゲーム』

1.ディーラーがふせたカードの絵柄を予測してカードを並べて

2.ディーラーと同じ順番で同じ絵柄のカードを置けていたら当たり

3.相手との当たり枚数の差がポイントとなる

そして、賭けるものは…お互いの「命」

勝者はポイントの分だけロシアンルーレット的に拳銃を相手に向かって撃たなければならない。

銃弾が当たった方の負けだ。

夢子は3ゲームに区切り引き分けに持ち込もうとし、いつものようにイカサマをも見抜く。

夢子「馬鹿にするのも大概にしてくださいね♡(ディーラーである)鈴井さんの手は…完全に予想通りです」

生志摩(このイカサマも織り込み済み…完璧に勝ち筋を立ててきやがった)

生志摩(やっぱりあたしじゃ敵わなかった。夢子、おめでとう…)

生志摩(お前の負けだ!)

 

イカサマがバレることも計算の内。生志摩は最初から夢子に撃たれるつもりだった。なぜか?

生粋の変態である生志摩は、夢子のような狂った女に命を奪われたいと渇望していたからだ。

つまり「夢子が勝利すること」こそが「生志摩の勝利条件」でもあったのだ。

しかし…

夢子「とことん予想通りでしたね♡」

生志摩「お、おい…なんだよそれ…」

勝負の結果は引き分け。

事実上、生志摩の敗北だった。

夢子「こんなものはギャンブルではない。あなたは私が一番嫌いなタイプの人間です。端的に申し上げて…」

夢子「ムカつくんですよ。あなた…」

 

生志摩「ま、待ってくれ!頼む…お前じゃないとダメなんだ!一発でいい!それで10億でも何でも…あたしの全てをやる!だ、だから!あたしに痛みをくれ!」

ニコッ。

夢子「お断りです」

<3巻・完>

 


 

感想

作中きってのクレイジーキャラ・妄ちゃん登場!

なんというか情緒不安定なメンヘラでありドM…なキャラクターです。恐い。

眼帯をしている左目は会長の前で自分でえぐりました。怖い。

ちなみに、そんな妄ちゃんが主人公のスピンオフ「賭ケグルイ妄」の連載が新たにスタートしたそうです。読みたい。

それはさておき、今回のお気に入りシーンはラスト周辺「ムカつくんですよ、あなた…」の時の夢子のドS顔と、次のページの恍惚ドM顔の妄ちゃん。

これ以降、妄ちゃんは夢子の追っかけになり、夢子は妄ちゃんを毛嫌いするようになるのですが、その関係性にほのぼのします。

(あれ?感覚が狂い始めた?)

 

「賭ケグルイ」4巻のネタバレ

生徒会の人間がすでに3人も夢子に負けている。

生徒会の威信を取り戻すために立ち上がったのは、生徒会広報の2年生で人気沸騰中のアイドル・夢見弖ユメミ(ゆめみてゆめみ)、そして同じく生徒会会計の2年生・豆生田(まにゅうだ)

ユメミ「夢子ちゃんには人生を賭けてもらうよっ☆」

 

『一流アイドル決定戦』

アイドルがよく出演するようなバラエティ番組の要領で対決は行われる。

夢子が勝てば5000万円。

ユメミが勝てば、夢子はユメミとアイドルユニットを組んでデビューする。

 

夢子が負ければ、夢子はユメミの踏み台として人生を台無しにされる。

ユメミが負ければ、夢子がこっそりレコーダーで録音したユメミの『本音』が公開されてしまう。

いずれにせよ、互いの人生を賭けた大勝負。

夢子「私は、ギャンブルができればそれでいいんです。それでは当日、楽しみにしておりますね♡」

 

いくつかのミニゲームの勝敗によって、ユメミと夢子の勝負が決する。

しかし…

ユメミ(実際にはこの9つのゲーム、すべてお前に勝ち目はない)

アイドルとしての努力・実力、万に一つもユメミが負ける可能性はない。

適当に負けて勝負を盛り上げ、最終的には勝利する。これがユメミの筋書きだった。

ユメミ(お前の人生最後の一滴まで絞りつくしてやる!)

 

夢子「…そういうことですか」

ユメミの狙いに気づいた夢子は、実力でサイコロの目を操作し「利きファンゲーム」を引き当てる。

これは、ランダムで選ばれたファンの誕生月を当てるゲーム。

このゲームに勝利すれば夢子の勝ちが決定するが…

ユメミ(私はファンクラブメンバーの誕生日をすべて覚えている!)

会場には豆生田の手配によってファンクラブの人間しかいないはず。ユメミの勝利は必然…のはずだった。

ニコッ。

夢子「やはり、私が勝てるゲームはこれしかありませんでしたね」

夢子がサイコロを転がす。

芽亜里「げ、私かよ…」

ユメミ(誰だよ、お前は!?)

ユメミ(間違いない!この女は細工なしでダイスを操れるんだ。そしてその狙いは、この女を選ぶこと。しかしなぜだ!会場にはファンクラブメンバーしかいないはずなのに!)

夢子がカードに誕生月を記入する…ユメミから見ても明らかに「6」

ユメミ(ブラフ!正解は9月か!)

そして結果は…

「ユメミちゃんは9月、そして夢子ちゃんは…6月です!さあ、誕生日はいつ!?」

ユメミ(考えすぎた…?それともこいつ…私がそこまで考えると読み切って…!?)

芽亜里「3月8日だけど」

ユメミ「は…?」

夢子は芽亜里の誕生月を知らなかった。つまり、これは純粋なギャンブル。

勝者は夢子だった。5000万円が支払われる。

そして取り決め通り、ユメミがファンのことを口汚く罵っている音声が公開され、ユメミが破いたファンレターも衆目にさらされた。

だが…

ファンクラブ会長「ユメミちゃん好きだ―!」

ファンはそれでもユメミを応援し続けるという。

こうしてユメミと夢子のギャンブルは大団円で幕を閉じた。

<4巻・完>

 


 

感想

ユメミちゃん顔芸連発(笑)

ただ、4巻で一番強烈だったゲス顔は、勝利が確定した後の夢子「賭け金を払っていただきましょうか♡」のシーンでしょう。

「東北あたりの妖怪か!?」と見まごうばかりの変顔っぷり!

本当に「賭ケグルイ」はゲス顔、ブス顔、変顔のレパートリーが広いですね。今後も楽しみです(笑)

さて、4巻では地味に「負けたら仲間」の原則に従って1巻2話で倒した皇伊月が仲間になりました。

現生徒会をクビになった伊月は「夢子が新生徒会長になった暁には自分を新生徒会に入れてもらおう」という狙いなんですね。

これで勢力図は「夢子・芽亜里・伊月(と鈴井くん)」VS「生徒会」という構図に。

正直、こういう展開、かなり好みです!

 

「賭ケグルイ」5巻のネタバレ

・誰が夢子に破られたファンレターとレコーダーを送りつけたのか?

・なぜ会場にファンクラブメンバーではない人間がいたのか?

誰かがユメミを陥れようとした?

だとすれば、それが可能なのは生徒会の人間であり、イベントの手配をしていた人物…すなわち

ユメミ「お話を聞かせてほしいなっ☆生徒会会計・豆生田楓くん?」

豆生田「恥じるべき行為は一切ない。次期生徒会会長を目指す者として、自らの立場を賭け誓おう」

ザワッ

ユメミファン「そんなこと堂々と言う人が、同じ生徒会役員を害するようなことはしない…か?」

豆生田(そんなはずがあるか。無論全ては俺の計画の内)

ユメミが負ければ生徒会内でのライバルが減り、夢子が負ければイベントを手配した豆生田の手柄になる。

豆生田の計画は順調に進行していた。

夢子「ギャンブルで決めましょう」

夢子は豆生田に身の潔白を賭けたギャンブルを提案するが…

豆生田「――断る」

豆生田(全ては俺の想定通り)

 

夢子「まあ、やる気がないなら仕方ありませんね」

夢子「公式戦をしましょう♡」

豆生田「……は?」

生徒会長に使うなど、夢子は一言も言っていない。

一瞬動揺した豆生田だったが、すぐに態勢を整え宣言した。

豆生田「いいだろう。公式戦を受理する」

豆生田(要はこのギャンブルに勝てばいい)

 

種目は『選択ポーカー』

通常のポーカーと違う点は、より金を積んだものに「選択」の権利が与えられること。

権利者は「より強い役が勝つ(通常通り)」か「より弱い役が勝つ(通常のポーカーと逆)」かを選べる。

つまり、より資金力がある方が有利なゲームだ。

そして、資金力で優れているのはもちろん生徒会会計である豆生田の方。

あっという間に夢子は手持ちのチップ(金)を使い切ってしまった。

このままでは夢子の負け…

夢子「皇さん…よろしいですか?いくら出せます?」

 

迷った末に、伊月は豆生田との因縁から夢子に金を出すことを決意。

レイズ(賭け金上乗せ)の応酬。

気づけばこの一戦の賭け金は30億円にまで膨れ上がっていた。

そして、先に資金が尽きたのは伊月の方。

このままでは豆生田に「選択」の権利が移ってしまう…

夢子「でも大丈夫。まだまだ賭けるものはありますよ」

夢子は伊月に「人生」を賭けさせた。負ければ一生家畜…その代償として伊月は100億円の賭け金を得た。

さすがの豆生田にも100億円の用意はない…しかし

豆生田「いいでしょう。俺も『人生』を賭けます」

これで賭け金は豆生田の方が上。

豆生田(夢子は明らかに「弱い順」狙いのカード交換だった。ならば…)

豆生田「(選択は)強い順だ」

『手札開示』

豆生田「8のスリーカード!」

対して夢子は…

「――!!ジャックのスリーカード!ってことは…」

ユメミファン「うおぉぉぉぉ!決着だぁ!100億円のギャンブル…夢子ちゃんの勝ちだ!!」

<5巻・完>

 


 

感想

5巻のギャンブルはイカサマなし!純粋な心理戦がアツい勝負でした。

それにしても最初1000万円から始まった「賭ケグルイ」ですが、ついに賭け金が100億円までインフレしてしまいましたね。

果たしてこの先、どんなものが賭けられてしまうのでしょうか?楽しみです。

また、5巻ではついにいろいろと重要な伏線が見え始めてきました。

・仮面の副会長の正体は生徒会長だった!?

・生徒会長は双子だった!?

残る生徒会メンバーもあとわずか。この先、さらにワクワクする展開になっていきそうですね。

ちなみに、今回のお気に入りシーンは謎のカッコいいポーズとドヤ顔で「スリーカード!」と宣言した豆生田くん。

それはもう、ものすごいドヤ顔なのですが、直後に負けが確定し、最終的には燃え尽きた某ボクサーみたいに真っ白になってしまいました。

個人的に豆生田は好きなキャラクターなので、これに懲りず「負けたら仲間」ルールで今度はぜひ夢子の仲間になってほしいと思います。

 

「賭ケグルイ」6巻のネタバレ

豆生田を倒した夢子は、そのままディーラーを務めた生徒会長と勝負しそうな雰囲気に。

しかし、生徒会書記にして会長秘書の五十嵐清華(いがらしさやか)がそれを止め、夢子に勝負を挑む。

清華「…賭けるのは、私とあなたの命…!」

夢子「命を賭ける?そんなのつまらない」

ギャンブルに賭けるのは本当の意味でのお互いの「全て」

・生徒会長の熱烈な信奉者である清華が負ければ、清華と会長は赤の他人になる。

・夢子が負ければ、今後一切のギャンブルをやらない

この条件で、2人の勝負が始まった。

 

決戦の舞台は生徒会長がギャンブルのためだけにつくった『扉の塔』

問題を解きつつ塔の最上階から1階に降り、先に再び最上階に上がってきたものが勝者、というゲームだ。

このゲームでは、問題は交互に解くことになっている。

そして、1階に先に降りたのは清華。

清華(夢子、お前は二度と私に追いつくことはない)

もともと天才だった清華は全問正解で塔の最上階へと戻ってきた。

会長「清華、早かったわね。全問正解だったのかしら?」

清華「会長…!」

会長に走り寄る清華、そして、その会長の横には…

夢子「五十嵐さん、お早い御到着で。全問正解だったのではありませんか?」

清華(!?私は、私に考えられるすべてを尽くしたのに…)

会長「貴女の負けよ」

夢子は時間をかけて「扉の塔」のカラクリを理解し、隠されたショートカットで先に最上階へとたどり着いていたのだ。

会長「『扉の塔』蛇喰夢子の勝利にて決着!」

<6巻・完>

 


 

感想

今回は清華回でしたね。

清華の過去や背景についての描写が多く、これまで「その他大勢」と認識していた清華がちょっぴり好きになりました。

一方、内容的にはあまりギャンブルっぽくなかったのは残念。

心理戦でもなければ、清華がイカサマを仕掛けていたわけでもないので、やっぱり盛り上がりに欠けた気はします。

清華ちゃんかわいそう。

そんな6巻イチオシのブス顔は「勝ったと思った直後に、予想外の負けを突きつけられた」時の清華です。

直前のコマまでヒロインばりの美少女だったのに、一気に呪怨系の白塗りホラー顔に…。

清華ちゃんかわいそう。

 

最終回への伏線は?

7巻からは物語が大きく動き出します。

既存の生徒会のメンバーがほぼ全員夢子に敗北したことで「生徒会長選挙編」へと突入!

実質、現在の生徒会が解散され、新たな生徒会が発足する…という展開です。

そして、そこに現れたのは生徒会長・桃喰綺羅莉(ももばみきらり)の親戚である新キャラ達8人。

彼女たちは苗字に「喰(ばみ)」の字を持つ桃喰家の分家たち。

会長「桃喰とは百喰。称して『百喰一族』」

生徒会長選挙は、同時に本家当主である生徒会長の地位を賭けたギャンブルの場でもあったのです。

「勝った者が百花王学園と百喰一族を手に入れる。勝者総取りの跡目争い!」

…というわけで、実はこの生徒会長選挙編こそが漫画「賭ケグルイ」の本編だったようですね。長い前ふりでした…(笑)

ここで気になる点は以下の2つ。

 


 

蛇「喰」夢子の正体は?

実は夢子もまた百喰一族の一人。一族内では影が薄い「蛇喰家」の次女なのでした。

最初から会長と「喰」の字が被っているとは思っていたのですが、まさかこんな因縁があったとは…。

ということは、実は学園に転校してきたのも一族に関わる「目的」があったから?

夢子は次女という事で「蛇喰家長女」の存在も気になります。

 

生徒会長の正体や目的は?

作中では生徒会長・桃喰綺羅莉とそっくりな顔を持つ仮面の副会長・桃喰リリカが登場しています。

おそらく双子なのでしょうが、この2人の関係性も気になるところ。

また、百喰家当主である生徒会長にはまだまだ隠し事が多そうな予感…。

今のところ最終回の展開としては「生徒会長と一族当主の座を賭けての綺羅莉vs夢子のギャンブル勝負」というのが有力だと思われますが、もしかしたら物語はまだまだ二転三転するのかもしれませんね。

 

果たして百喰一族とはなんなのか?

夢子や生徒会長の真の目的は?

生徒会長選挙編に突入し、いよいよ最終回に向けて大きく動き出した感のある「賭ケグルイ」

今後の展開にも注目です!

※まあ、とはいえしばらくは「vs 8人の新キャラ」という展開が続くと思われますが…

 

まとめ

漫画「賭ケグルイ」がアニメ化!

というわけで、今回は漫画「賭ケグルイ」1巻~6巻のネタバレ&感想についてお届けしました。

この漫画、とにかく主人公である夢子ちゃんのキャラがぶっとんでて楽しいです。

タイトル通り完全にギャンブル狂…って主人公としてどうなんですかね(笑)

また、夢子だけでなくスピンオフ化されている芽亜里や妄など、個性強すぎるその他のキャラたちもなんだか魅力的。

アニメ化に当たってはみんなのゲス顔、ブス顔、ドヤ顔からの絶望顔などに期待したいと思います(笑)



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