ドラマ「無痛〜診える眼」あらすじは？原作小説の犯人をネタバレ！

ドラマ「無痛～診える眼～」に注目！

原作小説は現役医師でもある久坂部羊さんの3作品目。

また、ドラマ「無痛～診える眼～」は西島秀俊さん・伊藤淳史さん・伊藤英明さんなどの豪華キャストでも話題になっています！

今回はそんなドラマ「無痛～診える眼～」のあらすじや、原作小説のネタバレをチェック！

果たして犯人は誰！？

Contents

あらすじ
- 補足
- タイトル「無痛」とは
ネタバレ
- 原作小説の犯人は？
まとめ

あらすじ

主人公・為頼英介は「見るだけで患者の病状がわかる」という「神の診察眼」の持ち主。

医師としては破格の能力を持つ為頼英介だが、救えない患者をも一瞬で見抜いてしまうために苦悩している。

また、為頼英介はその能力で犯罪者に特有の印を見抜くこともできるため、刑事の早坂に請われて事件解決に協力することに…。

過去に起きた未解決の「一家惨殺事件」

犯人として名乗り出た少女には重度の鬱と強迫神経症の疑いがある。

果たして真犯人は本当にこの少女なのか…？

補足

ドラマ「無痛～診える眼～」では原作小説とは異なるオリジナルストーリーが展開されます。

大きな事件としての「一家惨殺事件」は原作にも共通する謎ですが、ドラマでは加えて1話完結で数々の事件を解決していく展開になるようです。

・特殊能力持ちの医師（西島秀俊）と熱血刑事（伊藤淳史）がタッグを組み事件を解決していく。

・時には主人公と同じ「神の診察眼」を持ちながら能力を自身の出世のために使うライバル医師（伊藤英明）との衝突も…！

「医療・社会・刑事・ミステリー」と多くの要素が詰め込まれたドラマですね！

タイトル「無痛」とは

医療ドラマで「無痛」といえば「無痛症（先天的に痛みを感じない）」などが思い出されますが、タイトルの意味する「無痛」とは「心の痛み」を意味しています。

原作小説「無痛」における大きなテーマの1つは「刑法39条」（心神喪失及び心神耗弱）

ざっくりと言えば「犯人が正常な精神状態でなかった場合に、減刑もしくは無罪となる可能性がある」というアレです。

小説「無痛」においても、精神的な問題がある人物が次々に登場します（ドラマでも出てくる鬱の少女など）

現役医師である久坂部羊さんが警鐘を鳴らす「刑法39条」の問題。

原作小説「無痛」は社会派作品として読者に考えさせる一面もあわせ持ちます。

ネタバレ

原作小説の犯人は？

ドラマ「無痛～診える眼～」では原作小説とは違うオリジナルストーリーが展開するとのことですが、登場人物名や軸となる事件は共通しています。

もしかしたら真犯人は共通の人物かも？

原作小説の犯人は、ここまでですでに紹介している人物です！

その真犯人とは…伊藤英明さん演じる医師・白神陽児（しらがみ・ようじ）！

ドラマにおける白神は主人公と同じ能力で、助かる患者だけを選別して成り上がった「医療界の革命児」という存在。

一方、原作小説における白神は「白神メディカルセンター」の院長というポジションです。

事実関係だけをネタバレすると、この白神が「伊原（イバラ）」という人物を裏から操り、事件を起こした真犯人だったんですね。

ちなみに原作小説における白神の犯行動機は「怨恨」

被害者家族の主人は、白神の特殊性癖をネタに白神弟の妻を寝取っていました。

内気な白神弟はその後、自ら命を投げ出すことに…。

結局、原作小説の最後では真犯人の白神は海外へ逃亡し、実行犯のイバラは病院から逃走。

いろいろとすっきりしない最後を迎えました。

※補足※

実行犯はイバラ。この人物は先天性の尖頭症（頭が細く尖っている）で無痛症というプロフィールの持ち主。自分が「痛み」を認識できないため、他人の痛みを理解することもできず、残酷な事件を引き起こすことができた。また、原作小説では「現場に残った子供用の帽子と大人用の靴跡」という謎があるが、これは尖頭症のイバラが実行犯というヒントだった。