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「罪の余白」の全てをネタバレ!映画の結末は原作小説とは違う?

   

こんにちは、若竹です。

今回は、10月3日から全国公開される映画「罪の余白」に注目!

公開された予告編が気になりすぎて、さっそく芦沢央のデビュー作でもある原作小説を読んでみました!

読み終わった後の感想は「面白すぎる!」の一言!

飽きる間もなく物語がどんどん展開していき、最後まで一気に読み終えてしまいました!

「罪の余白」というタイトルの秀逸さには本当に脱帽です!

さっそく、そんな傑作サスペンス「罪の余白」の内容を結末までネタバレ有りでチェック!

物語の展開を追うように、ネタバレしていきたいと思います!

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映画「罪の余白」のネタバレ

主人公・安藤聡は40代の行動心理学者。妻の真理子はガンにより他界し、今は高校1年生の娘・加奈と2人で暮らしている。

父子家庭だが親子仲も良く幸せな家庭。

しかし、ある日加奈は学校の4階から身を投げて命を終わらせてしまった。

警察官は言う。

「現在、ジコとジサツのリョウメンで調べています」

父親としての生きがいを失ってしまった安藤は、しばらく生きることも忘れて呆然とするしかなかった…。

 

一方、加奈の事件について焦っている人物が2人。

学校では加奈の親友として知られる木場咲と、仲良しグループのもう一人・新海真帆だった。

「このことがバレたらお終いだ…!」

咲と真帆は残酷に加奈をいじめていた「犯人」であり、加奈が4階から落ちる原因をつくったのも彼女たちだった。

「罰ゲーム。ベランダの手すりに3秒立つこと」

いじめられていたとはいえ、加奈には命を絶つ意思などなかった。

罪の所在は明らかではあるが、仮に露見したとしても未成年ということもあり彼女らは重く裁かれない。

しかし、自らを「特別な人間」として認め、高いプライドを持ち、ゆくゆくは芸能界で華々しく活躍する予定を持つ木場咲は思う。

「絶対に、真相が露見してはならない」と。

 

※注釈

原作小説でも、最初から「犯人」は木場咲と、咲に操られている真帆であることがわかります。

「罪の余白」は「誰が犯人か?」を探すミステリーではなく、娘を失った父親と、保身に走る残酷な少女たちがどのような結末を迎えるかと辿るサスペンスなのです。

 

咲と安藤の接触

気の合う同僚の大学教授・早苗の献身的な世話のおかげで、安藤は通常の生活に戻りつつあった。

「加奈の思いを知らなければならない」

 

一方、早苗が学校に「いじめの有無」を問い合わせたことから、咲と真帆はさらに追い詰められていた。

「そうだ、加奈は日記をつけていた」

咲は「安藤がどこまで知っているのか」を確かめるため、クラスメイトの笹川の名前を騙り安藤の家を訪問する。

どうやら何もバレてはいないようだ…帰ろうとする咲を引き留めて安藤は言う。

「日記があるかもしれない」

加奈の部屋のPCにはパスワードがかかっていて、開くことが出来ない。

咲は内心では苦虫をかみつぶしつつ、不自然に思われないように安藤の開錠作業を見つめていた。

「パスワードは誕生日じゃなく(母親の)命日…」

果たして加奈の日記はパソコンの中にあった。

そこには、加奈が咲と真帆にいじめられていた日々の様子が綴られている。

「なぜ気付いてやれなかったのか」と崩れ落ちる安藤の横で、先は冷静に安藤を絶望させるように働きかける。

(ここで加奈の父親が消えれば、私は助かる…!)

しかし、正気を失ったように日記を読み続ける安藤は、絶望するどころか血走った目で「許せない」と繰り返すのであった。

 

復讐計画

安藤は復讐を決心していた。

「加奈は親友でした。加奈がもういないなんて、信じられません――木場咲」

「私が何かできてたら、今でも加奈はここにいたのかもしれない。私のせいです――新海真帆」

クラスメイト全員から届いた手紙に記されていたのは、犯人が「隠蔽」のために書いた文章だった。

かろうじて保っていた正気も、やがて狂気へと変貌していく。

 

ある日、咲が帰っていると後ろから声が聞こえた。

「あれ、笹川さん?」

そこには加奈の父親がいた。動揺する咲。

しかし、安藤は「笹川」を同じいじめ被害者だと思っているようで、復讐のための計画を話し始める。

「咲と真帆を家に呼び出す。彼女たちは留守だと伝えた時間に忍び込んで、証拠隠滅を図るはずだ。しかし、そこに帰ってきた私に驚いてクローゼットに隠れるだろう。しかし、そこには毒ガスが充満している。彼女たちはクローゼットの中で息絶えるだろう」

※本当はもっと論理的に矛盾のない計画が話されていますが長いので略。

咲が空恐ろしさを感じていると、安藤はこう続けた。

「どちらか一人でも仕留められれば、俺はベランダ(5階)から身を投げる」

咲は身震いする。

(安藤が真帆を手にかけ身を投げれば「私は助かる!」

咲は自分の運に酔いしれ、ひそかに口元を歪ませた。

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そして結末へ

新海真帆は根暗でオタクだった自分を変えてくれた咲に心酔し、咲に見捨てられることを何よりも恐れている。

だから、咲が「加奈の家に忍び込んで証拠隠滅する」と言ってきたときも、迷いながらも断れなかった。

咲のシナリオ通りに、2人は安藤の家に忍び込む。

しかし、いざ証拠隠滅の段になって日記を見た真帆が泣き崩れた。

「加奈がこんな風に思っていたなんて…。やっぱり加奈のお父さんに謝ろう?」

今さらそんなことを言うなんて!

咲が舌打ちしていると、予定よりも早く誰かが家に帰ってきた!

咲は真帆をクローゼットに押しこめ、自らは別の場所に隠れる。

そして「安藤ではない誰か」は去った。

真帆がどうなったかには気を配ることもなく、咲は予定外の状況に悪態をつく。

すると「咲?」という真帆の声が聞こえる…クローゼットには毒ガスはなかった!

言い知れぬ怖気に震える咲の耳に、再び玄関の開く音が聞こえる。

先ほどと同じ場所に隠れた2人だったが、ついに安藤に見つかってしまう。

「やっぱり、おまえだったのか」

安藤は、最初に咲が訪問したときに違和感をたどり、咲の正体に気づいていた。

そして、その上で咲を「試す」ための罠を伝えたのだ。

「おまえは…こいつも切り捨てることにしたんだな」

咲が自分を捨てようとしたことを知り、泣き崩れる真帆。

安藤は考えた。

(どうすれば、加奈の無念が晴らせる?どうすれば、こいつらは反省するのか)

――だが、反省とはなんだろう?

安藤は咲をベランダに引き連れ、いまにも落とそうと力をかける。

「加奈だって何度もやめてと言ったはずだ。でも、おまえらはやめなかっただろう?」

咲「でも…私が突き落としたわけじゃない!」

たとえ今どうこうしたところで、こいつらが裁かれることはない…。

安藤は咲を放し、目の前で「日記を週刊誌に持ち込む」と宣言し電話をかけ始めた。

咲(このままでは、私は芸能界に入ることが出来ない!)

安藤は背中に強い衝撃を覚えた。

――落ちる。

スローモーションの世界の中で、安藤は娘とのいろいろな思い出を思いだしながら満足感に浸っていた。

 

加奈のことを一生忘れられなくする方法。

彼女たちに、自分にふさわしい罰。

これで、木場咲は逃げられない。

今度こそ、彼女自身が手を下したのだから。

 

エピローグ

あの日、安藤よりも先に来て出て行った「誰か」は早苗だった。

5階から落ちた安藤は奇跡的に一命を取り留めた。

咲は少年院へ送致、真帆は起訴されなかったもののカウンセリングを受けているのだという。

あれから、1年以上が経つ。

安藤は何度も送り返していた新海真帆からの手紙をついに読んだ。

「これで、この子は加奈のことを忘れてしまうんだろうか」

「…私は忘れません」

ハッとした表情で早苗を見つめる安藤の口元がわずかに緩むのを、早苗はじっと見つめていた。

<完>

※原作小説を読み終わった後のネタバレ感想や解釈などまとめました!

関連記事:芦沢央「罪の余白」のネタバレ感想!映画キャストは?

 

映画と原作小説では結末が違う?

映画「罪の余白」の予告編を見てみると、原作小説とは設定やストーリーが異なっていることに気づきます。

原作小説では咲は計算高く自分中心に動く性格ながらも、頭脳は一般的な高校生であり策略に優れているというわけではありません。

しかし、映画版の咲は「心理を操る者」と表現され、安藤と「究極の心理戦」を行うと予告されています。

また、映画版では原作になかった咲と安藤の接触シーンが複数追加されているようですが、どうも「咲が優位に立っている」という印象を受けますね。

原作「罪の余白」ではタイトル通り、罪を背負った後の加害者の苦しみ、被害者の葛藤が精緻に描かれていています。

一方で、映画「罪の余白」では咲を「精神的に醜い自己中女」ではなく「悪魔的な頭脳を持つ美女」として描き、安藤との「対決」がメインに描かれるようですね。

※ネタバレを読めば一目瞭然ですが、原作では結果的に咲と安藤は大した心理的攻防をしているわけでななく、しかも最終的に全て安藤の思惑に咲がハマっているんですが…。

果たして映画「罪の余白」の結末はオリジナルなのか?原作通りなのか?

予告編では「安藤が落ちた」ようなシーンもありますが…。公開が楽しみですね!

 

まとめ

映画「罪の余白」の公開に先駆けて、原作小説の内容・結末を一気にネタバレしてきました!

安藤が絶望から復讐鬼となり、最終的に咲に自らの手を汚させる選択をするその過程。

咲の絶対的なプライドが徐々に崩れ、怯えながらも最後まで一貫して反省せず自己中心的に考えるその思考。

今回のネタバレでは物語の外枠だけを拾っていますが、それぞれも場面で登場人物がどのように考えているかという描写が非常に素晴らしい作品なので、是非原作小説も読んでいただきたいですね。

一方で、映画化に当たっては設定やストーリーも一部変わっているようなので、その点にも注目!

内野聖陽演じる安藤聡と、吉本実憂演じる咲がどのような攻防の末、どんな結末にたどり着くのか…!

映画「罪の余白」は2015年10月3日公開予定です!

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