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『名も無き世界のエンドロール』ネタバレ解説!あらすじから結末まで!

行成薫『名も無き世界のエンドロール』を読みました!

ほのぼのとしたプロローグから、物語はどんどん不穏になっていって……。

ラストのあの結末は本当に切なくて、衝撃的でした。

今回は小説『名も無き世界のエンドロール』のネタバレ解説をお届けします!

あらすじ

ドッキリを仕掛けるのが生き甲斐のマコトと、それに引っかかってばかりの俺は、小学校時代からの腐れ縁だ。

30歳になり、社長になった「ドッキリスト」のマコトは、「ビビリスト」の俺を巻き込んで、史上最大の「プロポーズ大作戦」を決行すると言い出した。

一日あれば、世界は変わる。

男たちの命がけの情熱は、彼女に届くのか?

大いなる「企み」を秘めた第25回小説すばる新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

中盤まで

  • ドッキリ好きなマコト
  • ビビり症の俺
  • プロポーズ大作戦を計画

なんだかハッピーな、コメディっぽい雰囲気のあらすじですよね。

でも、ページが進むにつれて、物語はどんどんキナ臭くなっていきます。

プロポーズの相手

第一に、マコトはどうやらプロポーズしようとしている相手のことを愛していません。

恋人のリサは巨大グループ企業の社長令嬢であり、わがまま放題な性格です。

気に入らないことがあれば、即逆ギレ。

なんでも父親の権力で解決してしまうような、ちっとも好印象を抱けない女性です。

そんなリサのために『プロポーズ大作戦』を計画しているなんて、マコトはいったい何を考えているのでしょうか……?

(父親の権力と金が目当て? いやいや……)

「俺」の職業

ビビり症の「俺」こと城田(キダ)は、意外にも裏社会の人間です。

「交渉屋」と名乗ってはいますが、やってることは「脅迫屋」

拳銃の銃口をターゲットの眉間にゴリゴリと押しつけて、

「できれば撃ちたくはないんだ」

などと言いながら(ターゲットに不利な)条件を呑ませるような『交渉』をしています。

そんな城田を巻き込んだ『プロポーズ大作戦』がのほほんとした計画なわけもなく……。

もう一人の幼なじみ

マコトと城田には、もう一人腐れ縁の幼なじみがいました。

名前は「ヨッチ」

3人は小学生時代からの付き合いで、高校を卒業して就職してもまだつるんでいました。

3人の共通点は、親がいないということ。

マコトと城田、そしてヨッチは一緒にいることで支え合って生きていました。

「マコトと、ヨッチといるときが、一番生きてるって感じがするんだ。俺の世界は三人でできてるから」

事件

さて、そんなヨッチは20歳(10年前)を境にプツリと登場しなくなります。

マコトと城田が働いていたカーショップを辞め、それぞれ別の道に進んだのも20歳の頃。

※その後、マコトはワイン輸入代行会社の社長に、城田は「交渉屋」になります。

リサが犬を轢いた車をこっそりカーショップに持ち込んだのも同じころで、マコトの『プロポーズ大作戦』が始まったのも20歳の頃でした。

ぱんだ
ぱんだ
どゆこと?

一見すると、マコトがリサに一目惚れしたように見えます。

住む世界が違うリサと結婚するために、マコトは社長になり、恋敵に先を越されないよう城田に『交渉』してもらっていた……。

そんな筋書きが見えます。

『プロポーズ大作戦』は10年越しの一大作戦だった、というわけですね。

しかし、もちろんそれは真実ではありません。

ヨッチはいったいなぜいなくなってしまったのでしょうか?

ネタバレ

だいたいお察しかと思うのですが、ヨッチはもうこの世にいません。

ヨッチが亡くなったのは10年前。

《その日》を境に、マコトと城田の人生は大きく変化しました。

10年前にいったい何があったのか?

『プロポーズ大作戦』とはいったい何なのか?

まずはマコトたちの《過去》から見ていきましょう。

青春

今さらですが、ヨッチは女性です。

小学生時代からずっと一緒にいた三人は、なるべくして三角関係になりました。

マコトはヨッチが好き。

城田もヨッチが好き。

で、肝心のヨッチはというと、マコトも城田も大好きで、どちらか一人に決めることができませんでした。

そこで、ヨッチは先に告白してくれたほうと付き合おうと決意します。

そして……

「俺は、ヨッチが、好きなんだ」

そう告白したのは城田でした。

ぽろっと口から出た言葉で、本当はもっと先延ばしにしようとしていた告白でした。

「あたしもさ、城田ちゃんのこと大好きだよ」

思ってもみない返事に、城田の心臓が高鳴ります。

しかし……

「でもさ、ほんのちょっと遅かったよ。城田ちゃん」

城田は一瞬ですべてを悟りました。

「……ああ、俺は遅かったんだな」

マコトのほうが先に告白していたこと。

本当はどっちも大好きで、城田の気持ちにこたえられないのが辛いこと。

顔を歪めて泣きじゃくるヨッチに、城田は穏やかに言いました。

「マコトなら、俺よりきっと、ヨッチを幸せにする」

10年前のクリスマス

高校を卒業した城田とマコトは、同じカーショップに就職しました。

個人経営の小さな店で、給料は決して多くありません。

しかし、城田もマコトも生活に不満はなく、むしろ幸せに暮らしていました。

季節は冬。

ドッキリ好きのマコトは、クリスマスにヨッチにプロポーズする計画を練っていました。

名づけて『プロポーズ大作戦』

城田も今回ばかりは仕掛け人側です。

サンタの衣装を着て部屋に乱入し、陽気に「メリー・クリスマス」と言って電気を消す。

それが城田の役割でした。

あとは手品師ばりに器用なマコトがヨッチの小指に赤い糸を結んでおき、電気がついて驚くヨッチに指輪を渡す。

打ち合わせをしているだけで、気恥ずかしそうに喜ぶヨッチの顔が目に浮かぶようです。

本来の『プロポーズ大作戦』は、そんな可愛らしくて幸せな計画でした。

喪失

『プロポーズ大作戦』は実行されませんでした。

なぜなら、ヨッチがひき逃げされて、そのままこの世を去ってしまったからです。

事件が起こったのは人通りの少ない一本道。

地元住民がすいすい横切るその道で、しかし、ヨッチはいつも信号の押しボタンをきちんと押して渡っていました。

つまり、車の方が赤信号を無視して、横断歩道を渡るヨッチをはねたのです。

しかも、犯人は警察に通報するでもなく、ヨッチを道のわきにどかすと、そのまま走り去っています。

道のわきに捨てられたヨッチの無残な遺体を最初に発見したのは、サンタの衣装を着てマコトの家に向かう途中だった城田でした。

憎んでも憎みきれない犯人は、10年経った今でも見つかっていません。

決行

現在。

あれから10年後のクリスマス・イブ。

10年間待ちに待った、新しい『プロポーズ大作戦』の実行日。

マコトは高級ホテルの一室で、今まさにリサにドッキリを仕掛けているところです。

『自分の正体は10年前にカーショップで出会った修理工です。あなたのために出世してここまで来ました。結婚してください』

ロマンティックな演出にうっとりとするリサの顔は隠し撮りされていて、ホテル前の大画面スクリーンに映し出されています。

まさか、あんな……ちょっとしたアクシデントが、こんな結果になるなんて……!

リサが喜びの絶頂にいることを確認したマコトは、あくまで淡々と切り出しました。

「覚えてるだろ? 犬のこと」

「犬?」

「そう、轢いたんだろ、車で、犬を。車持ってきたときに、そう言ったよな。びくびく痙攣する犬を引きずって、歩道にほっぽり出したんだろ」

紅潮していたリサの顔がみるみる顔ざめていきます。

「嘘」

嘘、嘘、嘘、とヒステリックに繰り返すリサの震え声を無視して、マコトは続けます。

「でも、それは犬じゃなかった。人間だったんだ。そして、あろうことか、その人間とはヨッチだった」

ついさっきリサを喜ばせたばかりの指輪を握りしめて、マコトは空虚な声でつぶやきました。

「俺は、こいつを渡すはずだったんだ。ヨッチにな。今日は記念日になるはずだった」

存在の消失

ひき逃げ犯が捕まらなかったのは、偶然ではありません。

現場には事故の証拠となる車の破片が無数に落ちていましたし、それは一般的な車種のものではなく、珍しい高級車のものでした。

ヨッチを轢いた犯人がリサであることは、ちょっと調べるだけですぐにわかったはずです。

それなのにリサが逮捕されなかったのは、父親が絶大な権力で事件をもみ消したからです。

事件はなかったことにされ、地方紙の片隅にさえ報じられませんでした。

しかも、それだけではありません。

完璧主義者であるリサの父親は、「ヨッチという人間がいた」という過去さえ消し去ってしまいました。

出身中学校、出身高校、その他もろもろ。

ありとあらゆる記録から、ヨッチの痕跡は消されました。

マコトがどんなに叫んでも、抗っても「ヨッチがこの世にいた」と証明することはできませんでした。

マコトの目的

人生最高の瞬間から一転、過去の罪を暴かれ突きつけられる。

怒り狂ったリサは、マコトの計算通りの反応を示しました。

つまり、逆ギレです。

「うるせえな! だから、なんだよ! 轢いた轢いた。しょうがないじゃん。金かけて車直してさ、結局親バレして、超殴られてさ、半年も外出禁止くらってさ。それくらいでもうよくない? それともなんなの、やっぱりあれだ、復讐とかしたいわけ?」

リサが無免許運転でひき逃げした過去は、この瞬間、リアルタイムで大勢の人間に見聞きされました。

その罪を父親の権力でもみ消したことも、です。

復讐というのなら、すでに復讐は十分に成功しています。

しかし、マコトの目的は復讐ではありませんでした。

「俺はさ、ヨッチの存在を消したくなかったんだよ」

生きている人間の記憶に残っている限り、その人の存在は消えない、という考え方があります。

では、その反対は?

リサの父親による徹底的な証拠隠滅は、人々の記憶からもヨッチを消し去ってしまいました。

あろうことか、リサですらヨッチのことを今この瞬間まで忘れていたくらいです。

マコトの目的はリサへの復讐ではなく、失われてしまったヨッチの存在を取り戻すことにありました。

「もう死んじゃってんだからさ、消えようが消えまいが同じじゃん」

「同じじゃない。生きていたことすら、嘘になっちゃうんだぜ」

「さあ」

「そんなの、さみしいだろ」

結末

金と権力の力は絶大です。

リサがボタンを一押しするだけで屈強なボディーガードが飛んできて、あっという間にマコトを組み敷いてしまいます。

きっと大画面に映し出された暴露映像もなかったことにされてしまうのでしょう。

ヨッチのときと、同じように。

ぱんだ
ぱんだ
……

けれど、ちょっと待ってください。

頭のいいマコトが、そんな結末を予想できないはずがありません。

そんな結末を、許すはずがありません。

だから、そう。

ボディーガードに組み敷かれることも、リサの父親が事後に再びもみ消しを図ろうとすることも、マコトにはちゃんと読めていました。

ここまでも、ここからも、マコトの『プロポーズ大作戦』は一切の狂いなく完遂されます。

あらためて確認しておくと、マコトの目的は「ヨッチの存在を消さないこと」です。

このクリスマスの一大スキャンダルをなかったことにさせなければ、マコトの勝ちなのです。

では、そのためにはどうすればいいか?

マコトは一切の迷いなく、答えをつかみ取りました。

マコトがリミッターを外したスタンガンでボディガードを倒すと、リサの顔に初めて恐怖と怯えの色が浮かびました。

リサはその場から逃げ出そうとしますが、いつのまにか小指に結ばれていた糸のせいで動くことができません。

10年前、ヨッチの小指に結ぼうと練習していた糸結びは固く固く結ばれています。

「なんなのよこれ、しつこい」

「運命の赤い糸さ」

糸のもう片方はマコトの袖のなかにつながっています。

上着に仕込んだ手榴弾に、つながっていました。

 

ピンッ

 

糸が引っ張られたことで、手榴弾から起爆用のリングが引っこ抜けます。

そして……

 

爆発

 

予定されていた『プロポーズ大作戦』の終わりを見届けると、城田はホテルに背を向けて歩き出しました。

俺はたまらなくさみしくなって、マコト、とつぶやいた。

胸の痛みを感じて顔をゆがめる。目からは、ほんのわずかだが、涙がこぼれていた。

俺はようやく、自分の欠けているものがなんなのか、わかった気がした。

だが、もう俺たちの世界は終わった。

元に戻ることは、無い。

※小説より一部抜粋

報道

「昨日午後八時二十分頃、都内の高級ホテルで爆発物が爆発し、男女二人が死亡しました」

「死亡した女性はモデルでタレントのLISAさん、男性はLISAさんと交際中の会社社長、小野瀬マコトさんと見られています」

「爆発の際に窓ガラスの破片などが飛散しましたが、ケガ人は出ていないもようです」

「以上、現場からお伝えしました」

プロポーズ大作戦

ニュースは大勢の人々が目撃したリサのスキャンダルについて報道しませんでした。

そのニュースが流れると都合の悪い人物が、握りつぶしたのです。

まったくもって、マコトの予想通りでした。

※以下、小説より一部抜粋

………

「人気モデルが婚約者からプロポーズを受けているところが盗撮されていると思いきや頭上で爆死ドッキリ、なんていう強烈なドッキリを体験してさ、それがニュースにならなかったら、どう思う?」

「なんでだ? と思う」

「そうだろ。頭上で爆発が起こって、破片がバサバサ降ってくるわけだからな。確かに目で見た事実が否定される」

「誰かが揉み消そうとしてる、くらいは考えるかも知れねえ」

「そう。何故なのか、知りたくなるし、揉み消されると反発したくなる。今はソーシャルメディアの時代だからな。何千もの人間の口を、すべて封じ込めるなんて、きっと出来ない。いくらリサの親父でも無理だ。みんな、ヨッチってのはいったい誰だ? と考える。そういう人間の好奇心を使って、ヨッチは存在し続ける」

「復讐か」

「そういうテンションじゃねえさ」

「お前も死ぬんだぞ」

「死ぬっつうかさ」

「なんだよ」

「もう、十年も気になってしょうがねえんだよ」

「何がだ」

「指輪だよ。ヨッチがさ、喜んでくれるかどうか、気になって夜も眠れねえんだよ」

「そんなもん、」

いまさら言ってもしょうがねえじゃねえか。と言おうとして、俺は口をつぐんだ。

「喜ぶかな」

「喜ぶ、んじゃねえか」

「気になるだろ、なあ。結構時間も経っちゃっただろ? そろそろ渡しに行きてえんだよ

「なるほどな」

だから、『プロポーズ大作戦』なのか、と俺は天を仰いだ。

エピローグ

一夜明けて、12月25日。

10年前にヨッチが失われた事故現場のすぐ近くで、またもひき逃げ事件が発生しました。

即死した被害者の名前は「城田」

絶対に犯人を捕まえると息巻く警察に、逃亡車を目撃していた「彼」は見たままの情報を伝えます。

「いや、ついさっきですけど、そこの横断歩道あるじゃないですか。そこ渡ろうとしたら轢かれそうになったんですよ。黒い車。俺はちゃんと青信号で渡ったんですけどね。ここ通るときは絶対押しボタン押すことにしてるんで」

念のために身分証を見せろという警察に、「彼」はごく自然に運転免許証を渡します。

ビビり症の彼の写真と一緒に、氏名の欄には「澤田マコト」と記載されていました。

<完>

 

補足解説

本物のマコトは高級ホテルで爆発し、命を落としました。

エピローグに登場していたのは城田です。

マコトのフルネームはもともと「澤田マコト」だったのですが、経歴詐称するために「小野瀬マコト」という人物のID(戸籍など)を手に入れ、成り代わっていました。

エピローグでは、城田が余っていた「澤田マコト」のIDを使って、別人(マコト)に成り代わっていたんですね。

ぱんだ
ぱんだ
なんのために?

裏方だったとはいえ、城田は爆発事件(プロポーズ大作戦)に協力していました。

警察はもちろん、リサの父親からも追手がかかるはずです。

城田は行方をくらませるために別人に成り代わり、さらに「城田は死亡している」という事実を用意しました。

小説ではくわしく書かれていませんでしたが、エピローグで起きたひき逃げ事件は城田がおぜん立てしたものだと思われます。

城田のIDを持つ「誰か」が亡くなったことで、本物の城田はこれからも安全に生きていけるようになったわけですね。

澤田マコトとして。

タイトルの意味は?

マコトと城田の世界は、ヨッチが失われたことで終わってしまいました。

映画で例えるなら、終わったあとに待ち受けているのはエンドロールです。

マコトたちが『プロポーズ大作戦』に捧げた10年間は、淡々とクレジットだけが流れるエンドロールのようなものだったのではないでしょうか。

エンドロールが終わると、劇場は明るくなり、観客は立ち上がって去っていきます。

同じようにマコトも『プロポーズ大作戦』というエンドロールが終わると同時に、この世から去っていきました。

そして、からっぽの世界にひとり残されたのは、なにもかも失ってしまった城田だけ。

城田にとっては、これから寿命を迎えるまでの《余生》こそが、エンドロールなのかもしれません。

感想

あらすじとしては復讐劇のようでしたが、作戦が成功してリサが命を失っても爽快感はなく、ただただ切ない気持ちだけが残りました。

すべては「忘れられるのが怖い」と言っていたヨッチのために。

ヨッチが世界から忘却されないように。

城田はヨッチが好きだった調味料ドバドバのナポリタンを食べ続け、誰も押さない横断歩道の押しボタンを押し続けました。

マコトはもみ消しが不可能なほどの事件を起こすため、血を吐きながら成り上がり、仇であるリサの恋人を演じ続けました。

10年間、です。

それほど強い絆で結ばれていたヨッチを失ったとき、マコトは、城田は、いったいどんな気持ちだったのでしょうか?

どんな気持ちで10年間過ごしてきたのでしょうか?

爆発で幕が引かれた『プロポーズ大作戦』には、怒りも憎しみも混じっていませんでした。

マコトも城田も、心中はからっぽというか、むなしさだけが沈殿しているような感じでした。

悲しさを通り越した、からからに乾ききったむなしさ。

明るい軽口をたたきあっているときさえ、マコトと城田の心は麻痺したように動いていなかったに違いありません。

そう思うと、胸が締め付けられるように切なくなりました。


まとめ

今回は行成薫『名も無き世界のエンドロール』のネタバレ解説をお届けしました!

正直、めちゃくちゃおもしろかったです。

小説では章ごとに時系列がバラバラで、現在の『プロポーズ大作戦』が進行していくのと交互に、ヨッチが生きていた頃のエピソードが挿入されています。

そこでのヨッチの言動がかなりの割合で伏線になっていて、現在の『プロポーズ大作戦』で回収されていく構成にはゾクゾクさせられました。

※たとえば「ひき逃げ犯なんてさ、爆弾とかで吹っ飛ばしてやりゃいいんだよ」というヨッチの台詞とか

そして、なんといってもあのラストですよ!

まさかの自爆。

そして『プロポーズ大作戦』の本当の意味。

このあたりの感動は小説を読めばこそだと思うので、未読の方はぜひ実際に読んでみて下さいね。おすすめです!

映画情報

動画

キャスト

  • 岩田剛典(城田役)
  • 新田真剣佑(マコト役)

公開日

2021年1月29日

ぱんだ
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