切ない・泣ける

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のネタバレと解説!

ぱんだ
ぱんだ
ようこそ!

七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が実写映画化!

主演の恋人キャストが福士蒼汰さん&小松菜奈さんということで、この冬話題の作品になりそうです。

内容は京都を舞台にした恋人たちの恋愛モノ…と見せかけて最後にはまさかの真実が明かされてビックリ!

原作小説もそうですが、映画版も「2回目」の観賞が必須の話題作になりそうな予感です。

また「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」というタイトルはそのまま最後に明かされるトリックのネタバレになっています。

しかし、よほどのSF通ではない限り、この作品のネタバレ部分を途中で見抜くことはできないでしょう。

というか、実際に原作を読んでみた後でもネタバレ部分のトリックを整理するのには一苦労するかも…。

というわけで今回はちょっと謎解きが難しい映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のネタバレ解説をしてみたいと思います!

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のネタバレ

では、まずはあらすじ部分から見てみましょう。

※内容は原作小説に準じています

 

あらすじ

主人公・南山高寿は真面目な性格の美大生。20歳。

ある日、高寿は電車で出会った女の子に一目惚れをする。

ただならない衝動に突き動かされ、高寿は予定外の駅で降り、彼女に声をかける。

いきなりのことにビックリしていたようだが、彼女は高寿を受け入れてしばらく一緒に過ごす。

別れ際に高寿が「また会える?」と聞くと、彼女はなぜか急に泣き出して「会えるよ」と答え去っていったのだった。

 

彼女の名前は福寿愛美。20歳。

その後、高寿は愛美に告白し2人は恋人同士になった。

それから2人は仲良くデートを繰り返し、恋人としての幸せな日々を積み重ねる。

ただ、愛美には少し変わったところがあった。

愛美は感動屋というのか、ふとした瞬間によく涙ぐむ。

それに、愛美はときどき未来予知をしているかのように物事を言い当ていることがあった。

しかし、それは高寿にとってはささいな問題にすぎなかった。

ある日、高寿が愛美のメモ帳の中身を見てしまうまでは…。

 

 

物語の結末は?

※以下、ネタバレ注意!

 

あらすじの後、高寿と愛美はやりきれない切なさを抱えながらも「最後の日」までの時間を一緒に過ごします。

運命的に出会って結ばれた恋人たちが迎える結末は、非日常の要素が加わることにより、このうえなく切ない「別れ」となりました。

では、映画2周目を観ざるを得ないトリック…「愛美の秘密」の正体とは?

以下、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の核心に迫るネタバレ解説!

 

ネタバレ解説スタート!

まず、前提として「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」はファンタジー作品です。

そして、愛美の正体を一言でネタバレすれば「パラレル世界の住人」という説明がわかりやすいでしょう。

愛美は高寿とは別の世界(パラレル世界)の住人であり、いわば「世界間旅行」によって高寿の世界に訪れている存在です。

この「世界観旅行」に関するルールは以下の通り。

・期間は40日まで

・1度旅行すると、次に旅行できるようになるのは5年後

・旅行は「愛美の世界 ⇒ 高寿の世界」という方向でしか行えない(※)

※もちろん愛美は元の世界に帰ることができるが、高寿は愛美の世界に行くことができない

そして、これが何よりも重要なポイントなのですが、

「愛美の世界(の住人)」と「高寿の世界(の住人)」では時間が逆方向に流れているのです。

この点が最も複雑なので、もう少し詳しく解説しますね。

 

 

時間軸の解説

2つの世界の住人は、どちらも赤ん坊として生まれ老人になっていきます。

しかし、お互いがお互いの世界を観測する時には「どんどん若返っていく」ように見えるのです。

例えば、すれ違う電車はそれぞれ「前進」していますが、どちらか一方から観察すれば相手は「後ろに向かっている」ように見えますよね。

だいたいそんな感じです。

高寿と愛美に焦点を当てれば、2人の年齢が重なるのは作中の年次である2010年の時だけ(2人とも20歳)

この時間を境に2人の年齢差は徐々に離れていくこととなり

愛美が5歳の時、高寿は35歳

高寿が5歳の時、愛美は35歳

という関係性になるのです。

 

そして、ここからがまた重要なポイントなのですが、高寿の世界に来た愛美の時間はちょっと特殊な進み方をします。

ちょっと図にしてみましょう。まずは普通の(高寿の)時間の進み方。

・高寿の時間…21日→22日→23日

これに対して愛美の時間の進み方は

愛美の時間…23日→22日→21日

となります。

しかし、かといって愛美は世界が逆再生に見えているというわけではありません。

愛美は高寿と同じ時間の流れを体験していますが、午前0時になると昨日(正確には一昨日)に戻ってしまうのです。

※以下「コチラの世界」における愛美の時間の進み方

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旅行のルールにより、2人は一緒に過ごせた時間は40日間。

つまり、高寿(と読者)にとって「最後の日」は愛美にとっての「最初の日」

高寿(と読者)にとって「愛美と出会った日」は、愛美にとって「高寿と最後に過ごせる日」

付け加えれば、高寿(と読者)によって最初のキスは、愛美にとって「最後のキス」になるわけです。

 

高寿(と読者)は「どんどん愛美と親密になっていく」と感じていますが、愛美は逆に「ラブラブだった高寿がどんどん他人に戻っていく」と感じています。

 

この時間の流れによって

愛美が涙もろい理由

愛美が未来予知できる理由

が説明されますね。

 

しかし、ここまでの説明でわからないことが1つあります。

それは「愛美はなぜ最初から高寿に惚れていたのか?」という点。

愛美にとっては「コチラの世界に来た日」こそ「ラブラブな高寿との別れの日」です。

つまり、愛美は最初から「高寿と恋人としての40日間」を過ごすことが目的だったわけですが…これはどうして?

 

 

時を超えた関係性

実は、愛美が「コチラの世界」に来たのはこれが初めてではありません。

愛美が5歳の頃、つまり2025年にも愛美は家族でコチラの世界に旅行に来ていました。

しかし、不幸にもその時、ある爆発事故が起こって愛美はピンチに!

その危機から愛美を救ったのは、誰であろう高寿(35歳)だったのです。

これが、愛美が最初から高寿のことが好きだった理由。

 

そして今度は愛美が35歳の時、愛美は5歳だった高寿を救うことになります。

1995年の震災(阪神・淡路大震災)

高寿は物語の中で「震災の時、知らないおばちゃんに助けられた」と回想していますが、これは愛美のことですね。

 

では次は「メモ帳」の正体について!

 

 

メモ帳の正体は?

高寿が見てしまったメモ帳の中には「一緒に過ごす40日間の出来事」がメモしてありました。

高寿にとっては未来日記みたいに見えたことでしょう。

一方、愛美にとってはこのメモ帳は「一緒の日々を過ごす」ための最重要アイテム。

考えてもみてください。

愛美が来た日(高寿にとっては最後の日)、高寿は40日間の思い出を胸に話すでしょうが、本来来たばっかりの愛美にはちんぷんかんぷんなはずです。

愛美が高寿の時間に合わせて話すためには、未来(高寿にとっての過去)を知っておく必要があります。

愛美にとってこのメモ帳は「脚本」であったわけです。

 

物語の終盤、真実を知った高寿は愛美と一緒に「脚本通りに」行動することに決めます。

ささいなことでタイムパラドックスを起こし、2人の出会いを変えてしまわないように…。

 

では、なぜ愛美が脚本を持っていたかというと、25歳の高寿から教えてもらっていたと考えてればつじつまが合いますね。

 

 

物語の真の結末

高寿の時間での結末は、40日後の別れ。

一目ぼれして、デートして、真実を知って…そうして訪れた結末です。

 

一方、視点を愛美に移すと、もう1つの結末が見えてきます。

それは物語の始まりの日。

ラブラブだった恋人がだんだん他人になっていって、そして結末では恋人からこう聞かれるのです。

「また会える?」

しかし、愛美にとってはそれが最後の日なのです。

それでも愛美は涙を目に湛えてこう答えます。

「また明日!」

 

まとめ

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が実写映画化!

ネタバレ解説の通り「2周目を見ないと損!」という内容ですし、この冬一番の話題作になりそうな予感です。

一見、青春恋愛小説かと思いきや、その実は思いっきりSF要素が前提となっているファンタジー作品。

真実がわかってからの切なさは本当に胸を打ちます。

ちなみに原作小説はトリックの複雑さとは裏腹に300ページ程度の一気読みできるボリューム。

映画公開に先駆けて小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読んでみるのもおススメですよ!

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