「青春ラブストーリー×タイムリープ」
今回は、映画「君と100回目の恋」のあらすじネタバレをお届けします!
Contents
あらすじ
主人公・日向葵海(ひなた・あおい)は大学の軽音楽サークルでボーカルを担当している。
全員20歳で同い年のサークルメンバーは、ドラム担当の中村鉄太とベース担当の松田直哉。
そして葵海とは幼馴染のギター担当・長谷川陸だ。
あと、葵海の親友で美術部所属の相良里奈もサークルに入り浸っている。
地元の音楽祭「セトフェス」が開催されるのは6日後の7月31日。
ギターテクも普段の生活も完璧超人な陸はともかく、いつも同じところを間違える直哉にはまだまだ練習が必要だ。
今度のフェスは、今のメンバーでの最後のライブになる。
葵海が1か月後に、1年間のイギリス留学へと旅立ってしまうからだ。
そんな中、セトフェスの準備に追われるメンバーをよそに、1人陸だけが何やら深刻そうな表情を浮かべていた……。
ネタバレ
葵海のイギリス留学に、直哉は焦っていた。
(告白するなら今しかない……)
唯一、直哉が気にしていたのは陸の存在。
葵海と陸は幼馴染で、14年前から毎年陸は葵海の誕生日(7月31日)を一緒に祝っているという。
しかし、直哉が思い切って陸に気持ちをぶつけてみると…
陸「別に? なんで俺に聞くの?」
直哉「っ! 仁義は切ったからな! あとで文句言うなよ!」
陸(直哉、葵海を頼む……な。お前なら……もしかして……)
そうして、直哉は葵海に告白する。
誤算だったのは、うっかり鉄太や里奈がいる前で告白してしまったことだ。
葵海はすっかり動転してしまって陸のもとを訪ねる。
しかし……
葵海「陸、私……直哉に――」
陸「……葵海。お前、直哉とうまくやれよな」
陸とは両思いだと期待していた葵海はショックを受ける。
葵海「私……帰る。じゃあね、陸」
葵海が去ったあと、陸はつぶやく。
陸「……今のが『これまでの中で』一番こたえた……」
陸にフラれた葵海が落ち込んでいると、里奈に出会う。
里奈「直哉もいいと思うけどなぁ……」
葵海「そっか、そうだね……。こうなったら、直哉でいいから付き合っちゃおうかなー」
里奈「ちょっと待って。『直哉でいいから?』」
実は直哉のことが好きだった里奈は、中途半端な葵海の態度に怒ってケンカしてしまう。
天然な葵海は、ここで初めて里奈の気持ちを知ったのだった。
そして翌日、7月31日。
セトフェス本番日で、21回目の葵海の誕生日。
いつものメンバーの中に、里奈の姿はない。
本番前だというのに、空気はどこかギクシャクしている。
そして、いよいよ葵海たちがステージに立つ番が来た。
しかし……
客「あれ、あのボーカルの子歌わないの?」
葵海(私……最っ低だ!!)
里奈のこと、直哉のこと、陸のこと……気持ちがぐちゃぐちゃになっていた葵海はついに歌うことができなかった。
……こうして葵海たちの最後のライブが終わった。
その夜。
葵海(みんな……私のせいで傷ついた。私にもっと勇気があれば、誰も傷つけなかったかもしれないのに……)
葵海(本当に、最低だっ! 戻れるんなら、戻りたい)
気がつくと、葵海は道路を歩いていた。
そしてすぐそこには大型トラックが迫ってきていて――。
(ひかれる!)
陸「大丈夫だよ、葵海。お前が何回転びそうになっても、俺が守るから」
葵海「陸!?」
葵海を助けるため飛び出す陸、そして――。
カチッ。
時間が巻き戻る。
7月25日(月)午前11時5分
物語が始まった時間。
葵海「夢……!?」
直哉「セトフェスまであと6日!」
葵海にとっては覚えのある日常が繰り返されている。
葵海(一体……何が起こったの?)
葵海(私、セトフェス前に戻ってる!?)
葵海(!!!)
葵海(ということは、また7月31日にはトラックに……)
葵海の様子がおかしいと気づく陸。
ふと葵海が残した歌詞のメモを見て確信する。
陸(葵海……やっぱりお前……!)
葵海を探しに行く陸。
葵海は1人思い出の歌を歌っていた。
葵海「懐かしいね、陸。小学生の時歌った……陸はもうギターが完璧だった」
葵海「あのね……陸。私、同じ時間を繰り返しているみたいなの」
葵海「でね、たぶんもうすぐ死んじゃうんだ……」
葵海「わかってもらえないと思うけど……」
陸「……そうだな」
陸「あとさき考えずに飛び出したりするから……」
葵海「陸!? なんで知ってるの!?」
陸「大丈夫だ、俺も夏祭りの日から来た」
陸「やっと同じ時を生きられる」
陸「俺の秘密を教えるよ」
14年前に陸が叔父さんから教えてもらった秘密の道具。
『人生のレコード』
これを使えば時間を巻き戻し、人生をやり直すことができると陸は語る。
陸「じゃあ、ちょっと試してみるか。今日は7月27日。覚えておけよ」
そして陸はレコードを使う――。
葵海(ハッ!)
葵海「里奈、今日は何月何日!?」
里奈「どうしたの? 7月25日だけど」
走り出す葵海の前に現れる陸。
陸「時間を戻せるんだ。こんな風に」
7月31日。あの日はレコードを使っていなかったのに、2人の時間は巻き戻った。
そして今度は葵海も記憶をもって巻き戻っている。
陸「こんなこと、これまで一度も……」
陸「とにかく、戻ってこれたんだ。もう運命は変えられた。葵海は絶対に死なない」
葵海「陸……」
転びそうになる葵海を陸が抱きとめる。
陸「……大丈夫。お前がいつ転びそうになっても、俺が守るから」
そして陸は言う。
陸「幻滅するかもしれないけど。俺、ずるをしてたんだ。子供の時からずっと」
14年前。
葵海が引っ越してきた年。
陸は葵海の好きなレコードが壊れてしまったことを知り、葵海の誕生日にギターでその曲を弾いてあげようと考える。
でも、陸はギターに触ったこともない。
陸「おじさん! ギター教えて!」
陸の保護者でレコード修理をしている叔父さんに、ギターを習う陸。
でも、当然ながらすぐにはうまくならない。
葵海の誕生日はもうすぐだ。
陸「人生の……レコード……」
陸は何度も何度も繰り返し叔父さんにギターを習い、上達していく。
これが陸の言う「ずる」
葵海にギターを弾いてあげるための優しい「ずる」だった。
陸「約束する。お前の誕生日、100歳まで俺が祝うよ」
そして現在。
葵海「それじゃ、陸はあの曲を弾くためだけにギターを練習したの?」
陸「まあ、な……」
葵海「ありがとう……陸……」
満面の笑みを浮かべる葵海に、陸は子供のときと同じように見とれてしまうのだった。
葵海の留学までわずか1カ月。
2人はもっと時間をかけてお互いを理解するために、1年前(2015年)の夏へとタイムリープする。
その日はちょうど神社祭りの日。
2人はバンドメンバーと一緒にお祭りを楽しむが、鉄太は陸と葵海の距離が妙に縮まっていることに気がつく。
鉄太「なあ、直哉。早いこと葵海ちゃんにコクったほうがいいんじゃねぇか……?」
直哉は葵海に告白することを決意。そんな直哉を里奈が不安そうに見つめる。
バンド内の恋愛事情が予定よりも早く加速していく……。
1年後と同じように、直哉は告白の仁義を切るために陸と対面する。
直哉「俺は、葵海ちゃんが好きだ!」
陸「俺も葵海が好きだ」
前とは違う答え。陸は直哉に真正面からぶつかっていく。
直哉「お前は葵海ちゃんの幼馴染だから……ひと言、言っておこうと思って」
陸「お前はすごいよ直哉。だけどな、あいつがどれだけ先走って転びそうになっても、それを支えるのは俺でありたい……そう思ってる」
直哉「陸、なんかお前……変わったな……」
宣言通り告白を実行するため、直哉は葵海を呼び出す。
直哉「俺……葵海ちゃんが好きだ」
葵海「ありがとう、すごくうれしい。……私の家族ね、小さい頃に離婚しちゃったの」
葵海のことを幼い頃から気づかないところで支え続けてきてくれたのは、陸だった。
葵海「……だから私もちゃんと支えてあげなくちゃ……そう思ってるの」
直哉「……そっか」
直哉は葵海の前から去り、悔しさを叫びながら無我夢中で自転車を走らせる。しかし……
直哉「ブ、ブレーキが……!?」
直哉はそのまま自転車事故を起こしてしまう。
これは、葵海たちが経験していなかった過去。
葵海(私達が時間を戻したことで未来が変わってしまった……!?)
事の重大に青ざめる葵海だったが、なぜか陸は「大丈夫だ」と断言する。
葵海「……なんで、そう言い切れるの、陸…?」
陸「……」
結局、直哉の怪我は足の骨にヒビが入っただけで翌日には退院と軽傷だった。
みんなが帰った後、病室には直哉と里奈の2人きり。
直哉「俺、陸と葵海がゴールするきっかけになれたのかな……?」
傷心の直哉を里奈が抱きしめる。
直哉「里奈!?……なに、を……」
里奈「……るさい! いいから……しばらく黙ってなさい……!」
場面は変わって陸と葵海。
葵海「今日はたくさん勉強しちゃった。幸せになるためには、いつだって人や自分に向き合う勇気が……必要なのね」
葵海「わたし……ずっと陸に言いたいことがあったの…」
陸「俺もだ、葵海」
葵海「じゃあ……せーの、で言ってみようか」
『せーの』
葵海「陸が好き」
陸「葵海が好きだ」
次の瞬間、2人は笑いあっていた。
告白以降、葵海は幸せの絶頂といった様子で変な笑いが止まらない。
葵海「ひひひひひひひ!」
陸「……変な笑い方すんなよ……」
この日、陸と葵海はデート。
映画を見た後、陸は葵海にこれまでのいきさつを話す。
葵海「え? ストロボスコープのメンバーも、陸が集めたの?」
陸は何度も過去に戻り、メンバーを集める行動を繰り返していた。
葵海「そっか、だからバンドやりたいって言った次の日に、あの2人(鉄太・直哉)が都合よく……」
陸は何度も過去に戻っていたが、それは全て葵海のため。お金儲けなどは考えもつかなかったという。
陸「バカだと思ったか?」
葵海「バカねえ♪ 前よりも好きになったよ」
葵海「ねえ、陸。あのレコードで……私たちがいるこの2015年より前に、戻るのはもうナシにしよ?」
陸「……どうして?」
葵海「いろんな偶然が合わさってこんなに素敵な今がある。こんな時間、もう2度と繰り返せそうにないから……」
陸「……わかった」
陸たちが2015年にタイムリープしてきてから3カ月が経過した。
葵海はちょっとした勝負事で陸に勝利し、1つのお願いを口にする。
葵海「二度と、私に隠し事をしないで……。それが私のためであっても……」
陸「葵海……わかった、もう二度と嘘はつかないよ」
陸(……また1つ、彼女に嘘をついてしまった――)
2015年冬。この日も2人はデートをしていた。
葵海「ずーと、一緒にいようね!」
陸「……葵海」
陸(……俺はまだ、葵海に隠していることがある)
『何度時間を繰り返しても、人の寿命は変えられない』
2016年、春。
陸「……留学、やっぱりするんだ」
葵海「さみしい?」
陸「まったく……きっと叶うよ、葵海の夢」
葵海「さみしくても、泣かないでね」
陸「……お前がいなくなったら、俺は泣く……。あのさ、葵海。俺……本当は何度も泣いてきたんだ。繰り返し巡る季節の中で、何度も泣いてきたんだ……」
2016年7月25日。
直哉「セトフェスまで、あと6日!」
2016年7月31日。セトフェスでのライブは成功に終わる。
葵海「みんなお疲れ様! 私、ビール買ってくるね!」
走り出そうとする葵海の腕を、陸が強くつかむ。
陸「待て、葵海……ここにいてくれ。俺のそばに……」
2016年7月31日午後6時11分。
今から11分後の同じ未来に、俺は……
『幾度となく君の命が消えるのを見たんだ』
陸(今度こそ……葵海を救う)
陸は葵海を交通事故などの災難から守ろうとするが、結局はいつも通りの時間に葵海は亡くなってしまった。
急性心不全。
陸は再び7月25日へとタイムリープするが、葵海にタイムリープしたことを悟られてしまう。
葵海「陸……どの時間から来たの……?」
陸「……」
陸はバンドの練習にも参加せず、独自に何かを調べている。
不審に思った葵海が陸の部屋で見つけたノートには、このように記されていた。
『今まで試していないことをする。同じ時間に別の命を差し出す』
葵海「なに……これ……?」
ノートの言葉が気になった葵海は、陸のおじさんのカフェに足を運ぶ。
すると、中からおじさんと陸との会話が聞こえてきた。
陸「何度も試したんだ……でも結局最後はいつも同じになる。たった一つだけの事実が変えられない」
これまで陸が何を試しても、葵海は同じ時間に命を散らしてしまった。
たった一つの例外は、レコードを使わずに時が戻り、しかも葵海の記憶もそのままだったあの1回だけ。
なぜ、あの時だけそんなことが起こったのか?
それは、陸が葵海の代わりに命を差し出そうとしたからだった。
しかし、運命はその「身代わり」を許さない。
だから陸の意に反して時が勝手に巻き戻り、葵海はそれに巻き込まれる形で記憶を保持したままタイムリープしたのだった。
おじさん「葵海ちゃんの運命を変えられたんじゃない。お前の運命を変えられなかっただけなんだ」
かつて亡き妻を同じようにレコードで救おうとして、結局変えられなかった……経験者であるおじさんの言葉は重たかった。
葵海(陸が、私のために身代わりになろうとした……?)
葵海はふらふらとその場を後にした。
そして再び瀬戸フェスの前日。
新曲をつくろうという陸に対し、葵海は暗い表情を浮かべていた。
葵海「もう……嘘つかなくていいよ、陸。何回繰り返したの? あの日、私の代わりに……」
陸「おまえは助かる!」
陸は大声で叫ぶ。
陸「このレコードがあれば戻れるんだよ。何度だって。二人でずっと戻り続ければいい? 次は、いっそ高校まで戻ってみる?」
追い詰められた表情でレコードに手を伸ばす陸。
葵海(この1年、陸と一緒に過ごせて本当に幸せだった)
想いが通じて、笑いあって過ごしたこの一年間を、葵海は思い出す。
葵海「……だめ」
葵海は陸よりも先にレコードに手を伸ばして……
割った。
陸「……っ!なんで……!」
葵海「もどらなくていいの。私、戻りたくない!」
陸「何、諦めてんだよ! 絶対に俺が助けてやるから!」
陸の想いが伝わってくる。葵海は涙を流しながら言った。
葵海「……やり直したくないよ、どの時間も。だって、陸と出会ってからの15年も、陸と繰り返した1年も、すっごく楽しかったから」
もう陸の時間を自分のために奪い続けるわけにはいかない。
葵海のそんな気持ちをよそに、陸は割れたレコードを呆然と見つめていた。
陸(このままだと明日の18時10分。葵海は本当にいなくなってしまう……)
陸はどうにかレコードを修復しようとするが、うまくいかない。
おじさん「今、おまえが大切にしたい時間はなんだ? 壊れたレコードをつなげることか? 思い出せ、陸……昔、葵海ちゃんの壊れたレコードの代わりに、お前がしたことを」
陸は葵海とのこれまでの日々を思い出す。
陸(君がいるだけで……ありふれた日々も……一分一秒全て愛おしくなる……)
陸は葵海が残していった歌詞のメモとノートをもとに、歌を歌い始める。
そして、7月31日。
最後の朝、葵海は家族に感謝と別れの気持ちを伝える。
葵海「私、この街に来れて良かった。本当によかった……。ありがとね、お母さん」
母「留学前からホームシック? 大丈夫。あんたがどれだけ遠くにいっても、帰る家はここにあるから……」
葵海「……うん」
母「あ、そうそう葵海。誕生日、おめでとう」
陸「これ……さっき完成させたばかり。俺と葵海で書いた新曲なんだ。これをどうしても今日のライブで演奏したい」
直哉・鉄太「はぁぁ? 今から新曲!? 間に合うわけねーよ!」
陸「無茶なのはわかってる。でも頼むっ!」
頭を下げる陸。いつも冷静で完璧な陸の見たことない姿に、2人は驚く。
鉄太(やっぱり陸はタイムリープして葵海を守ろうとしていたのか……?)
独自に調べていた鉄太の仮説が確信に変わる。
鉄太「まあ、100%間に合わねえな。だから200%の馬力でやりますか。へばんなよ、ギターとベース!」
そして、瀬戸フェスが始まった。
出番の直前になっても現れない葵海を、陸が探しに行く。
葵海「私……わかんなくなっちゃったよ。今、何をするべきなのか。私が陸のそばにいていいのか」
葵海「でもね、わかったこともあるんだ。最初にタイムリープしたとき……一人ぼっちになったみたいで、本当に怖かった」
葵海「陸は何回も何回も繰り返して……ずっと苦しんで……ずっと痛みにたえて……」
葵海「ありがとうね、陸。何があっても……私はずっとずっと陸のことが大好きだよ」
葵海はそう言って笑った。
陸「……俺も……わからなくなって」
陸「あのレコードがなくなって……未来を読めないことが怖くなって……でも、おかげで俺もわかったことがあるんだよ」
陸「たったひとつのことだけど……俺は『今』を……」
陸「今、この時間を精一杯……葵海と生きていたい」
陸と葵海の想いが通じ合う。
なんとかステージに間に合い、最後の演奏が始まった。
いつもにも増して力強い葵海の声が客席に響き渡る。
葵海(一瞬一瞬がキラキラして……まるでストロボスコープで見たように止まって見えて……)
葵海(もう二度と『戻れない』……皆と生きてるこの時間を……この音を……この声を……)
葵海(永遠に……うつしとめておきたい)
最高の演奏で1曲目が終わり、陸と葵海が作ったばかりの新曲の演奏が始まる。
事前に知らなかった葵海は驚きつつも、力の限り歌っていく。
♪特別に変わる 君がいるだけで ありふれた日々も 一分一秒すべて愛しくなる
♪今この瞬間 時間が止まるなら 抱きしめてぎゅっとぎゅっと離さないで
♪神様がくれたかけがえのない時 たとえすべて失ったとしても
♪めぐりくる季節 あおい海のそばで
そして、運命通りの時間に、葵海は亡くなった。
葬式が終わり、ぼんやりしている陸に、おじさんが1枚のCDを手渡す。
その中に入っていたのは……葵海からのメッセージだった。
葵海「私の人生の大切な時間は、全部、全部、陸が刻んでくれたんだよ。だから、陸のレコードの針は、これからちゃんと前に進めてください」
CDからは続いて、葵海が陸のためにつくった曲が流れだした。
止まっていた陸の時が動き出す。陸はあふれる涙を止めることができなかった。
陸(俺は、俺の日々を生きる。どんな時間にだって意味を見いだせる。だって、すべては葵海が祝福してくれている日々だから)
陸はこれからも、葵海がくれた「今」を生きていく。
<君と100回目の恋・完>
※映画「君と100回目の恋」を見てきました!
関連記事:映画「君と100回目の恋」の感想!漫画版との違いは?
まとめ
タイムリープ&青春ラブストーリーな映画「君と100回目の恋」
物語の中心はmiwaさん演じる葵海と坂口健太郎さん演じる陸。
ずっと幼馴染で両想いな2人だけど、未来では葵海が事故にあってしまう。
そこで陸は『人生のレコード』を使って何度もタイムリープして葵海を救おうとするが……!?
というお話でした。
「君と100回目の恋」というタイトルの意味がわかるとエモいですね!
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