福山リョウコ先生の漫画「覆面系ノイズ」がアニメ化に続いて実写映画化決定!
正直「ついに来たか!」という感じですね。
なんたって「覆面系ノイズ」は面白い!
原作ファンとしても実写化&アニメ化はすごく楽しみです。
というわけで、今回は「覆面系ノイズ」のあらすじとネタバレについてチェックしていきたいと思います!
Contents
「覆面系ノイズ」のあらすじ・ネタバレ
※以下、ネタバレ注意!
※基本的には漫画の巻ごとに区切っています。まずは1巻の内容からスタート!
子どもの頃の話。
ニノは歌うことが大好きな女の子だった。
嫌なことがあっても、お隣の男の子・モモと一緒に歌えば楽しい気持ちになれる。
小学校に上がっても2人はずっと仲良しだった。
モモ「もし会えなくなっても、いつかお前の歌を目印にして会えたらいいよな」
ニノはモモに恋心を抱く。
ところが小4の時、モモはニノに何も言わずに消えてしまう。
両親が離婚し、引っ越してしまったのだ。
胸の中で暴れる感情を吐き出すため、海に行くニノ。
そこでニノは、砂浜で作曲していた少年・ユズに出会う。
ニノ「こんな素敵な曲初めて見た!」
ニノが五線譜をたどって歌うと、ユズの表情が一変する。
ユズ「見つけた…僕の声」
それから、ニノとユズは毎週水曜日に海で会うようになった。
ユズ「もしどこか遠くにいたら、見つけ出してもいいよ。君の声、見失うわけないから」
しかし、ユズもまたある日突然ニノの前から消えてしまう。
数年後、有栖川仁乃(ニノ)は高校1年生になった。
そこでニノは杠花奏(ゆずりはかなで=ユズ)と再会する。
ユズと軽音部は今話題の覆面バンド「イノハリ(in No hurry to shout)」のメンバー。
ユズはニノと再会したことでスランプを脱して曲が書けるようになる。
そして、軽音部のボーカル・深桜の代役としてニノがユズの曲を歌うことに。
ユズ「君の声は僕だけのものだ」
ニノ「私の声はモモだけのものだから」
ニノはまだモモへの恋心を抱き続けていた。
一方、ユズもまたニノに対して特別な気持ちを抱いていた。
母親に音楽を禁止され、喉の手術のため入院していた中で出会ったニノは、ユズにとっての救いだったから。
その頃の病院で出会ったメンバー(クロ・ハルヨシ・深桜)で結成したバンドが「イノハリ」
ユズはニノをイノハリのボーカルに迎え入れる。
「覆面系ノイズ」2巻のあらすじ・ネタバレ
実は、榊桃(さかきもも=モモ)はニノのすぐ近くにいた。
モモは高校生にして作曲家・桐生桃として活躍中。
メビウスエンターテイメントに所属し、借金を抱える母親と離れ、社員の久瀬月果(くぜつきか)という女性の保護下で生活していた。
モモの居場所を見つけたニノは「桐生桃ボーカルオーディション」に応募し、最終選考まで勝ち残る。
ところが、オーディションでモモはニノに「金にならない」と酷評。
ニノは堪えきれず涙を流すのだった。
そして、イノハリがテレビ出演する日が来る。
音楽番組ミュージックキングでイノハリのボーカル披露となったニノは、モモに届くよう絶叫にも似た歌声を響かせる。
その姿を観たモモは、手にしたマグカップを落としてしまうほど動揺する。
ニノは月果さんを通じて、ニノの歌声がモモに響いたことを知り喜んだ。
ニノ「ユズのおかげでモモに届いた!私、ユズの曲が一番好き」
ユズ(…あの時、ユズの絶叫を止めていれば、君のこんな笑顔を見なくてすんだのに)
「覆面系ノイズ」3巻のあらすじ・ネタバレ
モモはイノハリを潰すことを決意。
覆面バンド「SILENT BLACK KITTY(黒猫)」を結成し、デビューアルバムの発売日をイノハリのアルバム発売日にぶつける。
黒猫のベースを担当するのはモモ、そしてボーカルに起用されたのはなんと深桜!
※深桜=イノハリの元ボーカル。ユズのことが好き。
イノハリと黒猫はフェス「ロックホライズン」で直接対決することになる。
そんな中、モモはニノと再会したことで曲作りが上手くいかなくなっていた。
モモはニノを呼び出し、自分の気持ちを正直に伝える。
モモ「6年前、ニノのことが好きだった」
過去形。しかも、モモは今好きな人(月果)に背中を押されて、ここにいるのだと言う。
ニノ「私も6年前、モモのことが好きだった」
とっさに「本当は今でも好き」という本心を隠して、ニノはモモに初めて嘘をついた。
一方、ユズはモモとニノが両思いだと察して、失恋の痛みに苦しんでいた。
そして、ユズは逃げずにニノの友達でいることを決意する。
イノハリのアルバム収録の日。
ニノは収録曲「カナリヤ」の歌詞に自分を重ねて辛くなり、逃げ出してしまう。
追いかけてきたユズに全てを吐き出すニノ。
『モモには好きな人がいる』『モモは私のことが好きだって信じてたのに』『「好きだった」なんて嘘までついてしまった』
泣き叫ぶニノの口を、ユズがキスで塞いだ。
「覆面系ノイズ」4巻のあらすじ・ネタバレ
初めてユズの気持ちに気づいたニノ。
しばらく距離を取った後「イノハリを辞める」とユズに告げる。
ニノ(ユズの気持ちに気づかず甘えてばかりで、ユズを傷つけてしまったことが悲しくて悔しい)
一方、ユズは…
ユズ「君のことなんか好きなわけないじゃん」
ユズは本心を隠して、ニノのことを引き留めた。
ユズの言葉に安心したニノは、改めてモモと戦う「ロックホライズン」に向けて集中していく。
ロックホライズンを前に、ユズとモモが対面する。
モモ「ニノの声は好きという感情よりもっと大切。だから、絶対にお前から取り戻す」
モモにとって、ニノは『たったひとつの光』
嫌いになったわけじゃなかった。モモは今でもニノのことを大切に思っていた。
モモの宣言を聞いたユズはフェスでの勝負をモモに申し込む。
ユズ「ニノは絶対に渡さない!」
その頃、ニノはハルヨシ先輩からユズの話を聞いていた。
母親から音楽を禁止されている現状、それでも抗って仲間とイノハリを結成したこと。
話の後、ニノは今までよりもずっとイノハリのことが好きになっていた。
だから、モモからイノハリのことをバカにされて怒ったし、黒猫への引き抜きの話も断った。
ニノ「私は今、イノハリのためにしか歌いたくないの」
モモは、決別したかのように去っていくニノの腕を無自覚につかみ、そしてすぐに離した。
「覆面系ノイズ」5巻のあらすじ・ネタバレ
フェスを目前に控える中、モモとユズはそれぞれの母親に会う。
2人にとって、母親は自分を縛り付けている存在。
母親とのやりとりを通じて2人の心は揺れ動く。
モモ(ニノと母親を関わらせてはいけない)
ユズ(ニノは自分に出会って後悔しているのでは…?)
迷いの中、ニノが作詞した新曲を聞くユズ。
それはユズのためにつくられた曲だった。
ユズ(ニノは自分と出会ったことを後悔していなかった!)
そして、ロックホライズン当日。
ライブ直前、ニノはモモから別れを告げられて激しく動揺する。
モモは母親からニノを守るために、自分から離れていくことを決意したのだった。
その理由を知らないニノはライブ本番で大暴走!
感情のまま段取りを無視して突っ走るニノを、バンドメンバーがなんとかフォローする。
ところが、母親の姿を見つけてしまったユズのギターが止まってしまう。
ニノはそんなユズの代わりにギターをかき鳴らし、モモまで届くように大声で歌い上げるのだった。
結果として、イノハリのライブは大成功。
ニノはステージから直接、モモのもとへと走り出す。
ニノへの気持ちをはっきりと自覚したモモとユズ。
そして、2人にとって障害となっている母親の存在。
物語は再び大きく動き出す。
「覆面系ノイズ」6巻のあらすじ・ネタバレ
ステージ衣装のまま、ニノは告白するためにモモのもとへと急ぐ。
一方、ユズは母親に音楽を続けると宣言し、ニノを探しに行く。
結局、モモを見つけられなかったニノ。
幼い頃モモと一緒に歌った「きらきら星」を口ずさんでいるうちに、原っぱで眠ってしまう。
そこにふらりと現れるモモ。
眠っているニノにキスをする。
そこにタイミング良く(悪く?)現れたユズ。
「ニノは僕がもらう!」とモモに宣言する。
そして、これ以降モモはニノたちの前から姿を消してしまう。
季節は巡り、秋。
ニノたちの高校では学園祭のシーズン。
ニノはイノハリメンバーが所属する軽音部に入部し、学園祭でライブを決行することに。
「覆面系ノイズ」7巻のあらすじ・ネタバレ
学園祭のライブ本番。
このところスランプ気味のニノだったが、モモへの気持ちを爆発させて復活する。
そして、3曲目はユズがつくったバラード。
弾き語りで歌うニノの姿に、観客は一瞬で心を奪われる。
途中でまた調子を崩しそうになるニノだったが、ユズがバラードに仕込んだ『6年前、ニノと出会った時の思い出のコード』のおかげで立ち直ることができた。
そして、ラストの曲。
初見で歌うには難しい曲にも関わらず、ニノは勢いに乗って声を響かせていく。
実はこの曲は、ユズではなくモモがつくったもの。
それに気づき心揺れるニノだったが、最後まで無事に歌いきることができた。
そんなニノの歌をこっそりと聞いていたモモは静かに涙を溢れさせる…。
ライブ後、ニノに詰め寄られたユズは「それは僕の曲だ」を嘘をついたうえで「二度と歌うな!」と言い放つ。
モモの曲に敗北したという実感。嫉妬。
ユズの心中は荒れていた。
ライブを振り返り、ニノは「自分には経験が足りない」と自覚する。
ユズもその意見に同意。
ニノは新しい経験を積むため、イノハリのマネージャー・ヤナにライブツアーを組んでもらうことに。
それに加えてニノは、ユズが依頼されてつくる楽曲の作詞にも挑戦することになる。
「覆面系ノイズ」8巻&9巻のあらすじ・ネタバレ
読者モデルの男女2人「水上 珠莉(みずかみ じゅり)」と「翠(すい)」のための楽曲を制作するニノとユズ。
ニノの書く詞はユズにとって衝撃的で、ますますユズの情熱は燃え上がっていく。
ユズ(今はまだ粗削りでも、このまま何度も言葉を紡いで、僕もその言葉に負けない音をつくっていけば、僕らは無敵だ)
結果、珠莉と翠が感動するような最高の楽曲が出来上がった。
そして次はイノハリの全国ライブツアー。
最初のライブに臨む気持ちはそれぞれ固まっていた。
ニノ(モモに声を届けるため)
ユズ(ユズを僕だけのものにしてみせる)
ユズは自分の本心を隠すことをやめ、改めてニノと向き合うことを決意する。
ライブの最終日には、再び黒猫との対バンが控えている。
イノハリも黒猫も、それぞれバンドメンバーとの絆を深めて成長中。
ライブ勝負の結果、そしてニノを巡る三角関係の行方は…!?
「覆面系ノイズ」10巻のあらすじ・ネタバレ
イノハリのライブツアーは絶好調のうちに進んでいく。
そんな中、声を出すことができないはずのユズが一瞬だけ歌を歌った。
『高校卒業までに、私の前で歌を歌って』
それが、ユズが母親から課せられた音楽を続ける条件。
今なら、その条件もクリアできるかもしれない。
今なら、ニノに思いを伝えることができる。
ユズ「大好きなんだ!」
ユズはニノにため込んでいた言葉を吐き出し告白しますが、OKの返事は返ってこない。
それでも、ユズはモモには負けないと前向きに誓うのだった。
そして、黒猫との対バンが待ち構えているツアーの最終日!
モモはライブ会場に現れた母親からボロクソに言われてしまうが、ニノが代わりに母親に言い返す。
ニノの言葉で母親は沈静化。感情と一緒に涙まで溢れてしまったニノの頬をモモが愛おしそうに拭う。
母親からニノを守るために本当の気持ちを押し込むモモ。
モモの家庭の事情を知って、告白することをためらうニノ。
そして、ニノの気持ちを知りつつも諦めず追いかけ続けるユズ。
ユズ(ニノが恋に落ちるまで、全力で奏でよう)
ユズはニノの眼帯の上から、ニノの瞳にキスをする。
そして、いよいよライブツアーファイナルもクライマックスへ!
「覆面系ノイズ」11巻のあらすじ・ネタバレ
ライブの盛り上がりもも最高潮に達し、イノハリと黒猫が音楽をぶつけあう。
ユズのことばかり気にするニノを見て、モモが衝動的にニノにキス。
モモ(今、俺、何)
ニノ(モモに、キス、され…)
混乱気味のニノは少し暴走気味に歌う。
モモに嫉妬しつつも、しっかりとニノを支えるユズ。
今までになく楽しい気持ちでモモに歌声を届けるニノ。
一方で、ニノはここまでこれたのはユズのおかげだと思っている。
それは、恋よりも大きな感情かもしれない。
盛況のうちにライブツアーは終わった。
ニノは「聞いてほしいことがある」とモモに呼び出される。
モモはニノに離れていた6年間にあったことを話し、その後に今の素直な気持ちをさらけ出す。
モモ「好きだ…」
ニノにキスして告白するモモ。
長い遠回りの末、2人はやっと恋人同士になれた。
そして、ユズは再びニノの前から姿を消した。
続きはまた更新します!
以上、漫画「覆面系ノイズ」単行本第11巻くらいまでのあらすじ・ネタバレでした!
ストーリーの進捗にあわせて、この記事にも追記していきますので、よければまたチェックしてみてください!
まとめと補足
「覆面系ノイズ」がアニメ化&実写化!
というわけで今回は原作となる漫画のあらすじをネタバレ有りでチェックしてきました。
現時点で既刊10巻というボリュームがあるため、大筋のみのネタバレになりましたが、実際にはもっともっと面白い作品なんです!
ニノが結ばれるのは、ずっと追いかけてきたモモなのか、ずっと支えてくれたユズなのか?
揺れ動く切ない気持ちがこれでもかと突き刺さってきます。
また、ニノ・モモ・ユズの三角関係はもちろん、ユズのことが好きな深桜や、その深桜のことが好きなハルヨシ先輩、兄の婚約者である羽依への恋心を抱くクロ(イノハリのドラム)など切ない一方通行恋愛が盛りだくさん!
※ネタバレすると、深桜とハルヨシ先輩は恋人になりますが、クロは当然ながら玉砕。
今回のあらすじネタバレで「覆面系ノイズ」が気になった方は、ぜひ原作漫画もチェックしてみてください。
それにしても、アニメの放送日&映画の公開日が待ち遠しい!
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