話題のミステリ小説「屍人荘の殺人」を読みました!
※読み方は「しじんそうのさつじん」
『デビュー作にしてミステリランキング3冠達成!』という帯文句に惹かれての衝動買いでしたが、結論から言えばめちゃくちゃ面白かったです!
想像していたよりも読みやすい文章で、ほとんど一気読みでした。
というわけで!
今回は小説「屍人荘の殺人」のネタバレ解説をしていきたいと思います!
Contents
ネタバレ解説!
バイオテロによってゾンビが大量発生!
登場人物たちはペンション「紫湛荘(しじんそう)」に立てこもってゾンビから身を守ろうとします。
※紫湛と屍人(ゾンビ)がかかっているわけですね。
- ペンションからの脱出は不可能
- 食料は残りわずか
- ゾンビは少しずつバリケードを突破してくる
ただでさえ絶望的な状況なのに、さらに殺人事件まで発生!
周囲をぐるりとゾンビに囲まれている以上、犯人は閉じ込められている人間のうちの誰かとしか考えられません。
- はたして犯人は誰なのか?
- ラストはゾンビに噛まれて全滅してしまうのか!?
ネタバレの前に、まずは登場人物などの基本情報を簡単にまとめておきましょう。
※登場人物(とキャスト)から犯人がわかったらすごい!
「吹雪の山小屋」や「嵐の孤島」など、閉ざされた環境で事件が起こるミステリーのことを「クローズド・サークル」といいます。
「屍人荘の殺人」はゾンビによる「クローズド・サークル」という新しい切り口でも注目されました。
登場人物
ペンション「紫湛荘」に集まったのは、大きく分けて3つのグループ。
- 映研の合宿に参加する大学生たち
- 映研に同行を依頼された探偵たち(大学生)
- 映研OB
登場人物は14人!
この中の誰かが犯人です!
※最後には半分も残らないけどね!
名前 | 備考 |
葉村譲 | 主人公 探偵助手 |
明智恭介 | 探偵 ミステリ愛好会会長 |
剣崎比留子 | 探偵少女 |
進藤歩 | 映研部長 OBのパシリ |
星川麗花 | 演劇部員 進藤の彼女 |
名張澄江 | 演劇部員 ナーバスな性格 |
高木凛 | 映研部員 男勝りな性格 |
静原美冬 | 映研部員 おとなしい性格 |
下松孝子 | 映研部員 ギャル風 |
重元充 | 映研部員 ゾンビ映画マニア |
七宮兼光 | 映研OB 紫湛荘オーナーの息子 |
出目飛雄 | 映研OB 態度が悪い |
立浪波流也 | 映研OB サーファー風の伊達男 |
菅野唯人 | 紫湛荘の管理人 |
映画版では一部設定が変えられているみたいですね。
基本的には、
・名張澄江=なばりすみえ=ナーバス
・七宮兼光=親の七光り
など「名は体を表す」名前になっています。
脱落者たち
「屍人荘の殺人」では序盤から「えっ!?」と驚く展開が待ち受けています。
それは
探偵・明智恭介の脱落!
事件を解くはずの探偵が、あっさりとゾンビに噛まれて脱落してしまいます。
いいえ、後からばっちりゾンビになった明智が襲いかかってきます。
こうして、頼れる先輩を失った葉村は、もう一人の探偵『剣崎比留子』の助手を務めることになったのでした。
◆
ペンションに籠城した時点で下松・出目もゾンビに噛まれて脱落していたので、殺人事件が発生する前から生存者は残り11名。
しかも、星川(進藤の彼女)はこの時点で行方不明です。
不可解な3つの事件
「屍人荘の殺人」では3つの殺人事件が発生します。
それぞれの事件の概要は、以下の通りです。
第一の事件
最初の被害者は映研部長の進藤。
紫湛荘の自室で遺体が発見されました。
紫湛荘の個室はホテルと同じオートロックタイプなので、密室殺人です。
遺体はボロボロに噛み千切られていて、ゾンビに喰われたように見えます。
ただ、部屋の内外にはそれぞれ「いただきます」「ごちそうさま」という紙が差し込まれていました。
ゾンビには知能がないので、犯人は人間だということになります。
・犯人がゾンビだとすると、密室内にメッセージが残されている点が説明できない。
・犯人が人間だとすると、遺体の損傷状態に説明がつかない。
この矛盾が最後まで犯人の特定を妨げることになります。
※「人間が喰いちぎった説」は各人物の口元に損傷がないため却下。また「人間とゾンビが手を組んだ説」も考えられません。
第二の事件
次の被害者はOBの立浪。
立浪の場合、不可解なのはその殺害方法です。
犯人は睡眠薬で立浪を眠らせ、エレベーターに乗せました。
エレベーターの行き先はゾンビに占拠されている1階。
1階に送られた立浪はゾンビに噛まれて命を落とします。
犯人はエレベーターを2階に戻すと、すでに絶命している立浪を改めて鈍器で殴り、頭部をぐちゃぐちゃに潰しました。
疑問点は2つ。
・なぜ犯人はこんな手間のかかる殺し方をしたのか?
・なぜ1階から2階にエレベーターを戻したとき、一緒にゾンビが乗ってこなかったのか?
ゾンビに噛ませるだけ、あるいは絶命させるだけならもっと安全で簡単な方法が考えられたはずです。
それなのに犯人はこの方法にこだわった理由とは?
第三の事件
最後の被害者はOBの七宮。
彼はずっと自室にこもっていたのですが、いつのまにか亡くなっていました。
犯行の機会があったとすれば一度だけ。
2階の剣崎を助けるため、真上にある七宮の部屋から梯子を下したときだけです。
しかし、このとき特に怪しい動きをしていた人間はいませんでした。
七宮は潔癖症で、飲料や食料は厳重に管理していたため、飲食物に毒物を盛られたとは考えられません。
一方で、七宮の遺体には目立った外傷はなく、何かしらの毒物が使われた可能性が高いと判断できます。
はたして七宮はどうやって殺されたのでしょうか?
被害者の共通点
今回の被害者(進藤・立浪・七宮)には「昨年の合宿にも参加していた」という共通点があります。
では、昨年の合宿では何が起こったのでしょうか?
そもそもこの映研の合宿は、部活のイベントというよりも、七宮たちOBのためのコンパという側面が強いものです。
そんなわけで昨年も七宮・立浪・出目の3人は女子部員を狙っていました。
その結果、がさつな出目は失敗したものの、金持ちのボンボンである七宮とイケメン紳士な立浪はそれぞれ彼女をゲット。
しかし、2人とも夏休みが終わる前には破局…というか手酷く彼女を捨てています。
その後、七宮がふった女子部員は自ら命を絶ち、立浪が捨てた女子部員は退学し実家へと戻りました。
これが昨年の合宿での事件です。
そんな事件があったにも関わらず再びコンパ合宿を命令する七宮たちOBも悪質ですが、女子部員が食い物になるとわかっていながら今年も合宿を企画した部長の進藤もちょっと信じられませんよね。
実は進藤の目的は七宮のコネによる就職だったのです。
進藤・立浪・七宮は恨まれて当然のことをしていました。
犯人は「七宮や立浪が弄んだ女子部員の関係者」だと推測できますが、それが誰なのかはわかりません。
3つの事件の真相
物語終盤。
ゾンビはもう3階まで侵攻してきていて、残る空間は屋上のみ!
そんな危機的状況の中、剣崎による謎解きの時間が設けられることになりました。
「犯人はお前だ!」
……の前には、必ず事件の謎解きがあるものです。
というわけで、まずは3つの事件の真相から見ていきましょう!
第一の事件の真相
進藤の事件では、
「遺体はゾンビに噛まれているのに、人間が残したメッセージがある」
という矛盾が推理を妨げていました。
しかも、現場は密室。
バリケード・非常扉に加えてオートロック式の扉に守られている個室にゾンビが迷い込んでくることなんて考えられません。
しかし、どう考えても進藤はゾンビに噛まれているのです。
この矛盾を解決する糸口になったのは、進藤の部屋のベッドに残されていた痕跡。
『かけ布団の裏側にも血がついていた』
これは手傷を負った人間がそこに寝ていたことを意味しています。
しかし、進藤はおろか他の生存者のなかにも当てはまる人物はいません。
さて、ここで思い出していただきたいのは、実は1人だけ行方不明になっている人物がいるということです。
その人物は、進藤の恋人である星川麗花。
……もう、おわかりでしょうか。
この事件の全貌は次とおりです。
◆
1.進藤は密かにゾンビに噛まれた星川を自室に匿っていた(他の生存者に見つかれば始末されてしまう)
2.時間経過により星川はゾンビ化。進藤に襲い掛かり、ボロボロの遺体をつくりあげた。
3.その後、ゾンビ星川はベランダから転落して地上へ。
4.その様子をたまたま目撃していた犯人が、部屋の内外にメッセージを残した。
◆
『進藤を直接殺したのはゾンビ星川』
『メッセージを残したのは立浪と七宮を殺した犯人』
実行犯とメッセージを置いた人物は別人だった、というのが矛盾の答えでした。
では、なぜ犯人は部屋の内外にメッセージを残したのでしょうか?
その理由はズバリ『アリバイ工作』です。
部屋の内外に残されたメッセージによって、誰もが犯人は人間(=立浪・七宮の事件と同一犯)だと思い込んでしまいました。
そうして進藤殺害を一連の事件に組み込むことで、犯人は「第一の事件を起こすのは不可能だった」というアリバイをつくりだしたのです。
アリバイを成立させるためには、進藤の遺体が密室内でゾンビ化する前に発見される必要がありました。
だから、犯人は部屋の外にもメッセージを残していたんですね。
ちなみに部屋内にあった紙(「いただきます」)は、全員で進藤の部屋に突入した際に犯人がこっそり置いたものでした。
これで密室のトリックは破られたというわけです。
第二の事件の真相
立浪事件の謎は2つ。
『なぜ1階から戻したエレベーターにゾンビが乗っていなかったのか?』
『わざわざ危険で時間のかかる方法を選んだ理由は?』
まずはエレベーターのトリックから説明しましょう。
実はネタがわかれば簡単な話で、犯人は立浪と一緒に銅像をエレベーター内に乗せていたのです。
エレベーターには大人4人までという重量制限があるので、ゾンビが乗った状態ではエレベーターは動かない、という仕組みですね。
こうして1階でゾンビに立浪を噛ませ、その遺体だけを2階に引き上げることに成功した犯人ですが、銅像にかかった血をふき取り元の位置に戻す…など後処理にも時間がかかったはずです。
では、なぜ犯人はわざわざ手間のかかる方法を選んだのでしょうか?
その答えは「立浪を2度殺害したかったから」
生きている立浪とゾンビ立浪、2回引導を渡すことに犯人は執着していました。
というのも、実は立浪が捨てた女子部員は妊娠していたのです。
退学して実家に帰った女子部員はそのことを立浪に告げましたが、立浪からは金が送られてきただけ。
絶望した女子部員は自ら命を絶ってしまいました。
犯人が立浪に2度の終焉を与えたのは、母子それぞれの仇を取るためだったんですね。
第三の事件の真相
これまでの2人に比べると、七宮の事件はかなりあっさりです。
犯人が使ったのはゾンビ化した人間の血。
それを七宮の目薬にこっそりと入れておいたんです。
ゾンビ化現象はいわば「感染症」ですから、たったそれだけで七宮はジ・エンド。
目薬に血を入れるだけだったから、他人の目がある中でも目立たずに行動できたというわけです。
犯人は意外すぎる人物!
犯人は、静原美冬!
静原美冬は立浪が捨てた女子部員のことを昔から姉のように慕っていました。
- 神紅大学に入学したこと
- 映研に入部したこと
- 誰も行きたがらない合宿に参加こと
静原美冬にとって、すべては彼女の復讐を果たすための行動でした。
立浪だけでなく七宮も手にかけたのは、同罪だからですね。
◆
物語の序盤に登場した、映研宛ての『脅迫状』
その送り主は犯人の静原……ではなく、高木凛でした。
昨年の合宿の事件を知っている高木は、同じ過ちを繰り返さないよう、合宿を中止させたかったんですね。
高木が合宿に参加したのは、後輩女子の静原をOBの魔の手から守るためでした。
ラストはどうなる?
謎解きの後、生き残った7人はゾンビに追い立てられて屋上へと避難します。
逃げる中で静原美冬はゾンビに噛まれてしまい、最後は屋上から身を投げて自ら命を絶ちました。
その後、政府による救助ヘリが到着し、一行は無事に「紫湛荘」から脱出!
最終的な生存者は葉村、剣崎、名張、高木、重元、菅野の6人でした。
なお、野外ロックフェスの参加者たちがまるまる変身したゾンビたちは政府活動により隔離・鎮圧に成功。
被害は一地方のみで収束し「日本中がゾンビに!」みたいな世紀末な結末は避けられました。
事件の裏には黒幕が……
今回のバイオテロの首謀者は浜野智教という人物なのですが、その背後には「班目機関」という黒幕的組織が存在していました。
「班目機関」は国からも危険視されている秘密組織であり、とても個人が首を突っ込めるような案件ではありません。
ただし、警察の事件解決に幾度も協力している探偵少女・剣崎比留子であれば、なんとかその情報を辿ることは可能。
葉村譲と剣崎比留子。
たった二人だけのミステリ愛好会にして新生「神紅大学のホームズとワトソン」となった2人は、諸悪の根源である「班目機関」を相手に戦いを挑んでいく…というところで小説「屍人荘の殺人」は終わり。
続きがとっても気になるラストでした。
シリーズ続編『魔眼の匣(まがんのはこ)の殺人』が発売中です。
ゾンビに囲まれたペンションで連続殺人が発生❗️
は事件を解決して生き残ることができるのか⁉️
そして、もう一人の探偵(#中村倫也)はまさかの…😱
✅映画「#屍人荘の殺人 」は12月13日公開✅
⬇️原作小説の解説はこちら⬇️https://t.co/z9CzYLJGIc— わかたけ (@wakatake_panda) August 31, 2019
感想と補足!
小説「屍人荘の殺人」は文句なしに面白かったのですが、「どう面白かったのか?」「何が面白かったのか?」と聞かれると少し困ってしまいます。
というのも、面白いと感じた点が多すぎてどれから伝えればいいのか迷ってしまうからです。
例えば、剣崎比留子という探偵役の魅力。
比留子は令嬢で美少女で天才探偵という一見完璧な人物なのですが、物語が進む中でどんどん本当の姿が明らかになっていきます。
その真の姿とは「普通の女の子」
実は比留子は「行く先々で事件に巻き込まれてしまう」という特異な体質の持ち主であり、明智や葉村と違って事件やミステリには一切興味がありません。
しかし、呪われた体質のせいで否応なく事件に巻き込まれてしまうため、自分の身を守るために探偵役を務めてきたのです。
本当の比留子はクールで天才的な探偵ではなく、犯人に怯えるただの少女。
そんな比留子が合宿に同行した目的は本来「ワトソン役としての葉村が欲しかったから」でした。
それなのにすぐに葉村に恋してしまったものですから、さあ大変!
世間ずれしてない比留子の気持ちはバレバレで、その言動は男性的には無防備そのもの!
正直、物語中盤では事件そっちのけで2人の微笑ましいやり取りを楽しんでいました(笑)
結局、とある個人的な事情から犯人である静原を見逃そうとしていた葉村は、自分を許せず比留子のワトソン役になることを断ってしまうのですが、それでも明智の仇を取るために比留子と手を組むことになったのですから、まだ脈はあるはず!
この2人の関係がどうなっていくのか気になるので「続編出てくれ!」と強く願っています。
※続編読みました。
ちなみに、私が大好きなセリフはラストで明智のゾンビに噛まれそうになった葉村を助けたときの比留子の一言。
「あげない。彼は私のワトソンだ」
それまでの流れも相まって、グッときました!
◆
このように「屍人荘の殺人」の面白さの1つは、比留子のように各登場人物の人柄や過去が深掘りされていることにあるのだと思います。
それまでの小動物的なキャラから一転し、憎悪と冷酷さが浮き彫りになったラストの静原。
個人的なトラウマから女性問題で苦悩していたという事情を持つ、憎みきれない立浪。
ワトソン役(語り部)でありながら個人的な信念のために犯人を見逃そうとしていた葉村。
もちろんミステリとしてのトリックも本格的かつ丁寧で好印象だったのですが、それ以上に登場人物たちが織り成す人間ドラマに心動かされました。
なので「探偵よりも早く謎を解きたい!」というガチ勢の方はもちろん、「屍人荘の殺人」はライトな読者でも100%楽しめる作品だと思います。
「何か面白い本ないかな~」とお探しの方には、ぜひおススメしたい一冊ですね。
まとめ
今回は「屍人荘の殺人」のネタバレ解説をお届けしました!
では、最後にまとめです。
- 犯人は小柄で大人しい映研一回生・静原美冬。
- 犯行動機は復讐。昨年の合宿で起きた事件の加害者がターゲットだった。
- ラストは生存者を6人に減らしながらもヘリで脱出。犯人である静原は死亡。
犯人である静原はゾンビの大量発生とは無関係なので、危機的状況を利用してとっさに犯行計画を組み立てた、ということになります。
改めて小説を静原目線で読んでみるのも面白そうです。
いやぁ、それにしても
- メイン探偵と思われた明智の退場
- 「葉村犯人説」のミスリード
- 比留子の秘密や恋
と見どころ盛りだくさんな作品でした!
『このミステリーがすごい!』第1位は伊達じゃないですね。
映画『屍人荘の殺人』の配信は?
U-NEXT | 〇(レンタル) |
---|---|
Amazonプライム | 〇(レンタル) |
Paravi | 〇(レンタル) |
Hulu | × |
FOD | 〇(レンタル) |
※配信情報は2020年6月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
U-NEXTなら初回登録から31日間無料!
もらえるポイントを使えば、最新作(レンタル作品)でも課金なしで見ることができます。
※31日間のお試し期間中に解約すれば支払いはゼロ円!
(U-NEXTの無料トライアルについてもっと詳しく見る)
おすすめ少女漫画アプリ【PR】
マンガPark - 人気マンガが毎日更新 全巻読み放題の漫画アプリ
HAKUSENSHA.INC無料posted withアプリーチ
雑誌でいえば『花とゆめ』『LaLa』とかですね。
オリジナル作品も女性向けが多くてにっこり。
毎日2回もらえるポイントで最低8話ずつ無料で読めますし、初回は30話分の特別ポイントももらえます。
↓人気作も配信中!
- 『フルーツバスケット』
- 『三月のライオン』
- 『桜蘭高校ホスト部』
マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
雑誌でいえば『りぼん』『マーガレット』とかですね。
歴代の名作から最新作までとにかくラインナップが豪華!
少女漫画が好きなら、一度はチェックしておきたいアプリです。
↓配信中タイトル
- 『ハニーレモンソーダ』
- 『君に届け』
- 『NANA-ナナ-』
>>七宮がふった女子部員は自ら命を絶ち、立浪が捨てた女子部員は退学し実家へと戻りました。
>>実は立浪が捨てた女子部員は妊娠していたのです。女子部員はそのことを立浪に告げましたが、立浪からは金が送られてきただけ。絶望した女子部員は自ら命を絶ってしまいました。
ん?
>百舌鳥さん
わかりにくくてすみません(汗)
・七宮がふった女子部員 ⇒ 自殺
・立浪がふった女子部員 ⇒ 実家に帰る ⇒ 自殺
ですね。
この二人はもちろん別人。
犯人である静原が親しくしていたのは、立浪がふった女子部員の方です。
実に解りやすい解説
物語の始まりから
ネタバレまで持っていく流れ まさにお見事
ここのブログの方がよっぽど読み応えあったね(笑)
話を解りやすく解説出来るのもまた才能なり
じゃまた!ありがとー
>Rさん
ありがとうございます!
とっても嬉しいです(^^♪
楽しく拝見させていただきました。
ただ、原作だと、静原美冬が七宮兼光の目薬に隙を見てゾンビとなった立浪の血を入れたのではなくて、美冬が七宮と同じ目薬を使用していたので、あらかじめ、立浪を殺した後に自分の目薬に血を混ぜておいて、剣崎を救う時に七宮の部屋に入った時に隙をみてすり替えた。だったと思います。
ご指摘ありがとうございます!