東野圭吾『さまよう刃』を読みました!
2009年には国内で、2014年には韓国で映画化されたベストセラー作品。
読み進めるほどに「ラストはどうなるのか?」という不安と期待が込み上げてきて、最後は……。
今回は小説『さまよう刃』あらすじから結末までのネタバレ解説(と感想)をお届けします!
あらすじ
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。
花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。
謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。
犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。
正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。
世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――。
重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。
(文庫裏表紙のあらすじより)
犯人グループについて
未成年の犯人グループは【2.5人】
- 菅野快児(スガノカイジ)
- 伴崎敦也(トモサキアツヤ)
- 中井誠(ナカイマコト)
このうち中井誠は暴行に不参加で、半ば脅されて彼らの運転手を務めていたという立場です。
とはいえ誠も絵摩の拉致に協力しているため、共犯ではあります。
復讐鬼となった主人公・長峰重樹によって最初に殺されたのは伴崎敦也。
密告電話を受けた長峰は伴崎の家に不法侵入し、犯行の証拠となるビデオテープを見つけます。
そこに映っていたのは人間性の欠片もない獣たちに蹂躙される愛娘の姿……。
家主の伴崎がタイミング悪く(良く?)帰宅したため、長峰は衝動的に包丁で伴崎をめった刺しにしたのでした。
ここから
- 逃げる菅野
- 追う長峰
- 双方を追う警察
という三つ巴の構図となり、物語は進んでいきます。
後述しますが、長峰は中井誠の存在を知りません。
長峰の復讐のターゲットはあくまで菅野一人です。
冷酷な法律
いわゆる《善良な一般市民》だった長峰が執念の復讐者になったのには理由があります。
一言でいえば、法律が犯人グループを罰してくれないからです。
菅野たちは未成年者であり、少年法によって守られます。
さらに絵摩の死は彼らにとっても想定外のことであり、殺人ではなく傷害致死という扱いになります。
※絵摩の死因は違法薬物を注射されたことによる急性心不全
加えて菅野たちが飲酒でもしていたら?
精神状態が不安定だったという理由で裁判ではさらに罪が軽くなります。
三年で仮釈放されるだろう、というのが法律家の見立てです。
死刑でも無期刑でもなく、たった三年で社会復帰するなんて、被害者遺族からすれば到底納得できるものではありません。
※以下、小説より一部抜粋
…………
復讐がむなしい行為であることは、伴崎を殺したことで十二分にわかっている。
得られるものなど何もない。
それでも長峰は、もう一人の男を放置しておくわけにはいかなかった。
それは絵摩に対する裏切りであると思った。
彼女を苦しめた獣たちに制裁を加えられるのは自分しかいない。
罪を裁く権利が自分にないことはわかっていた。それは裁判所の仕事なのだろう。
では裁判所は犯罪者に制裁を加えてくれるのか。
そんなことはしてくれない。裁判所は犯罪者に制裁など加えない。
むしろ裁判所は犯罪者たちを救うのだ。
罪を犯した人間に更生するチャンスを与え、その人間を憎む者たちの目の届かないところに隠してしまう。
そんなものが刑だろうか。しかもその期間は驚くほどに短い。
一人の一生を奪ったからといって、その犯人の人生が奪われるわけではない。
そんな馬鹿な話はないと思った。
「ほとんどすべての法は被害者に対して冷酷だ」という作中の一文が印象的でした
ネタバレ
「菅野は長野のペンションに逃げた」
伴崎から聞き出した情報を頼りに、長峰は長野県へと向かいます。
とはいえ長野のペンションなんて無数にあるわけで、長峰としてはしらみつぶしに当たっていくほかありません。
そうして立ち寄ったペンションのひとつで、長峰は和佳子と出会います。
和佳子はペンション「クレセント」の従業員で、10年前に3歳だった息子を事故で亡くしているという悲しい過去を持つ女性です。
子どもを亡くしたという共通点があるためか、長峰と和佳子は親しく話す間柄になります。
※ちなみに和佳子は事故の後、夫と離婚しています
とはいえ、長峰は今や連日連夜ニュース番組で報道されている指名手配犯。
もちろん変装の上、偽名を使っています。
ところが、距離が近づいたことが仇となり、和佳子は長峰の正体に気づいてしまいました。
そして……
「あたし、警察に知らせる気はありません」
和佳子は長峰の協力者となりました。
所有しているマンションに長峰をかくまい、菅野を探す手伝いをします。
ただ、自分がいったい何を望んでいるのか、正直なところ和佳子自身にもわかっていませんでした。
長峰に復讐を果たさせてやりたい。
けれど、長峰にこれ以上罪を背負ってほしくない。
矛盾するようですが、和佳子は菅野を探す手伝いをしながら「なんとかして長峰を止められないだろうか」と考えていました。
第二の密告
菅野の居場所がわからない……袋小路の状況を打ち破ったのは、例の密告者からの再びの電話でした。
「スガノカイジは、長野県内にある、つい最近廃業したペンションに潜伏している可能性があります。高速道路のインターから、さほど離れていない場所だと思われます」
密告者からの情報のおかげで、長峰と和佳子はついに菅野の潜伏場所の特定に成功します。
一路、群馬との県境に近い廃ペンションに車を走らせる二人。
一方、ほぼ同じタイミングで警察もまた菅野の潜伏する廃ペンションへと急行していました。
先に現場に到着したのは、警察のほうでした。
警視庁捜査一課の真野と織部が廃ペンションに踏み込みます。
ところが、そこに菅野の姿はありません。
とはいえ、そこが菅野の潜伏先だったことは間違いなく、屋内には菅野が連れ込んだ少女が残されていました。
そして……
「警察っ、逃げてっ!」
少女は一瞬の隙をつき、外出中の菅野に危機を伝えます。
こうして警察は惜しくも菅野を取り逃がしてしまったのでした。
一方、長峰と和佳子。
警察に包囲されている廃ペンションに飛び込んだところで、復讐を果たせる見込みはない。
そう判断した長峰は、静かにその場から離れました。
といっても、次に打つ手があるわけでもありません。
「これ以上、和佳子に迷惑はかけられない」
そう考えた長峰は、和佳子に別れを告げ、ひとまず警察の捜査が及んでいないであろう群馬へと流れていきました。
第三の密告
菅野が逮捕されるという(長峰にとって)最悪の展開にはならなかったものの、今となってはどこを探せばいいのかもわかりません。
長峰はとっくに疲れ果てています。
そんな折、群馬までわざわざ会いに来てくれた和佳子の説得が心にしみました。
「事件を風化させないためにも、長峰さんは自分から潔く警察に行くべきだと思います」
「私が自首すると何か変わりますか」
「少なくとも、世間はもう一度お嬢さんの悲劇を思い出します。もちろんそれだけじゃありません。長峰さんは法廷で、少年法を含めて、世の中のあり方について問い質せるんじゃないでしょうか」
「そういう供養の仕方もあるか……」
長峰は説得に応じ、自首を決心しました。
実際、伴崎の件は衝動的なものであり情状酌量の余地も十分。
この時点で自首すれば、長峰の罪状は比較的軽くなる見込みでした。
しかし……
「今夜八時、スガノカイジは上野駅に現れます。警察もいます。ラストチャンスです」
三度目の密告電話。
長峰は和佳子を置いて、東京行きの電車に飛び乗りました。
密告者の正体
謎の密告者の正体は誰なのでしょうか?
これまで密告者は三度、長峰に正確な情報を提供してきました。
- 犯人の名前と、伴崎の家の住所
- 菅野が潜伏している廃ペンションの情報
- 菅野が上野に現れること
これらの機密情報を知っている人物は、警察のほかには一人しかいません。
中井誠です。
密告の理由もわかりやすいもので、単純に長峰に密告することが誠の利益に直結しているからです。
誠としては共犯といっても運転手役だっただけで、できるだけ罪に問われたくないと考えています。
事件に気づいた時点で警察に情報提供しておくのが、最善手だったといえるでしょう。
ところが、警察に協力すれば、今度は菅野の恨みを買うことになります。
数年後、出所した菅野に復讐されることを恐れた誠は、警察と菅野の間で板挟みになっていました。
結論からいいます。
誠にとって最高の展開は、菅野が長峰に殺されることです。
そうすれば誠は報復に怯えずに済みますし、事件当日のことで多少自分に都合のいい証言をしたところで、菅野の証言と食い違うなんてこともありません。
誠は保身のために、長峰に密告していたんですね。
誠は菅野たちが長野の廃ペンションを使っていたことを思い出していましたし、上野の情報も菅野から「金を持ってこい」と誠に電話がありました。
誠は警察と同レベルの捜査情報を持っていたことになります。
密告者は長峰に犯人グループの名前を告げるとき、誠の名前を入れませんでした(当たり前ですね)
だから、長峰は最後まで中井誠という微妙な共犯者がいたことに気づきませんでした。
結末
午後八時、上野駅。
無防備に姿を現した菅野は、たちまち刑事たちに取り囲まれてしまいました。
焦った菅野は通行人の少女を人質に取り、その首に包丁を突きつけます。
「こっちに来んな。こいつ、殺すぞっ」
じりじりと包囲を縮めていた警察隊の足がピタリと止まります。
とはいえ、相手は精神状態ギリギリの悪ガキ一人。
このまま30分もすれば音を上げるだろう……刑事たちの間には「時間の問題だ」という安心感が漂っていました。
しかし、この状況……長峰にとっては唯一無二の大チャンスです。
長峰はゆっくりとした足取りで一歩、また一歩と菅野に近づいていきます。
当然、警察も長峰の存在に気づきますが、下手に刺激して流れ弾が一般人に当たろうものなら大惨事です。
結果、警官たちは判断に迷い、誰も動けずにいました。
そして、怯える菅野の腕から人質の少女が逃げ出して……
※以下、小説より一部抜粋
…………
絵摩――照準器の中に(逃げ出した)スガノカイジの背中を捉えながら、長峰は心の中で呼びかけていた。
今、おまえの仇をとってやるからな。
おまえを苦しめ、楽しくなるはずだったおまえの人生を壊し、お前の命を奪った奴を、お父さんがこの手で葬ってやる。
本当はもっとひどいやり方で殺したいが、お父さんにはこれしか思いつかなかったのだよ、ごめんな。
こいつを殺したら、お父さんもおまえのところに行くよ。
あの世で会えたら、今度こそ二人で楽しく暮らそう。
もう二度と、おまえを一人きりにはしないぞ。
もう二度と、おまえに怖い目を見せたりしないぞ――。
銃身をぴたりと静止させた。
獲物は逃げていく。だが人間の走力など、彼にとっては何の影響もなかった。
周囲の動きなど何も目に入らない。音も声も聞こえない。
精神は完全に集中していた。
引き金にかけた指に力を入れる――。
その時だった。
「ながみねさんっ」
無音の世界を破って、女の声が聞こえてきた。
その声の響きに、静止していた照準が大きく揺れた。
長峰は混乱した。
誰の声なのか、なぜその声だけ聞こえたのか、彼自身にもわからなかった。
だが、そんなことを考えている余裕はなかった。
スガノが逃げていく。そばの建物に逃げ込もうとしている。
長峰は再び狙いをさだめた。
絵摩、やるぞ。
そして彼は引き金を――。
実際、小説のクライマックスはここ↑で途切れます。そして……
さまよう刃
銃弾はまっすぐにターゲットの背中を貫き、死亡させました。
ただし、撃ったのは長峰ではありません。
発砲したのは近くにいた織部(オリベ)という刑事であり、撃たれたのは長峰重樹――。
もし和佳子が「ながみねさんっ」と声をかけていなければ、長峰のほうが一手早く復讐を果たしていたでしょう。
けれど、織部の警告が耳に入らないほど集中していた長峰は、和佳子の声に動揺してしまいました。
そして、そのわずかな差が、この結末につながったのでした。
- 長峰は死亡
- 菅野は無傷で逮捕
- 和佳子は不起訴処分
人一人の命を奪った菅野は、数年の後に社会に帰ってくることになるでしょう。
たとえ何ひとつ反省していなくても。更生していなくても。
法律で、そう決められているのだから。
長峰を撃った織部刑事は、皮肉にも長峰に同情的な立場でした。
本音では「復讐を果たさせてやりたい」と思っていました。
捜査の中で菅野たちの鬼畜さを目の当たりにし、その思いは一層強くなっていました。
しかし、彼は職務に忠実に行動した結果、長峰を撃ち、菅野を守りました。
「正しい判断だった」と上司は言います。
正義とは何なのか?
責任をとって辞職した警視庁捜査一課の元班長・久塚は言います。
※以下、小説より一部抜粋
…………
「警察というのは何だろうな。正義の味方か。違うな。法律を犯した人間を捕まえているだけだ。警察は市民を守っているわけじゃない。警察が守ろうとするのは法律のほうだ。
ではその法律は絶対に正しいものなのか。
絶対に正しいものなら、なぜ頻繁に改正が行われる? 法律は完璧じゃない。
その完璧ではないものを守るためなら、警察は何をしてもいいのか。人間の心を踏みにじってもいいのか」
(中略)
(織部)「謎の密告者のやったことは、正しいことだと思いますか。正義だったと思いますか」
(久塚)「どうかな。あの結末だから、正しいとはいえないだろう。だが、密告者が何もしなかったらどうかな。正しい結末を迎えられたのかな。
菅野と伴崎が逮捕され、形ばかりの服役があって、すぐに世間に戻される。そして彼らは同じことを繰り返す。第二、第三の長峰絵摩が死体となって浮かぶ。それが幸福な結末か?」
真野(刑事)は答えない。それで久塚は織部のほうを向いた。織部はうつむいていた。
「そう。そういうことだ」久塚はいった。
「我々には何も答えを出せない。我が子を殺された親に対して、法律で決まっていることだから我慢しろなどと、いったい誰がいえるというんだ」
真野は無言のままだった。織部も黙っていた。
やがて久塚は立ち上がった。
「俺はこれからも答えを探し続けるよ。正義とは何か、についてな。もちろんその前に、今回の件について、おまえたちが逮捕状を持ってきたら話は別だが」
かつての上司が立ち去るのを、二人の部下は黙って見送った。
叙述トリック
『さまよう刃』の最後には予想外の驚きが用意されていました。
もったいぶってもしょうがないので、スパッとお伝えします。
密告者の正体は中井誠ではなく、警視庁捜査一課の久塚班長でした。
実はちゃんと読めば「ん?」と気づくこともできるようになっているのですが、ほとんどの読者はこのミスリードに騙されたのではないかと思います。
久塚は過去にも似たようなの事件を担当したことがあります。
- 反省しない加害者の少年たち
- 深い悲しみに暮れる被害者遺族たち
久塚は法律で定められた「正義」に疑問を持っていました。
だから彼は警察内部の捜査情報を長峰に流し、事件の終結とともに辞職した……という次第です。
※久塚自身、息子を事故で亡くしていることも影響したのかもしれません
織部と真野は久塚が密告者であることに気づきながら、それを咎めることはできませんでした。
<完>
感想
正直にいえば、わたしは長峰に復讐を果たしてほしいと思っていました。
今回のネタバレでは深く掘り下げませんでしたが、菅野たちの所業は到底許しがたく、服役したところで更生するとはとても思えなかったからからです。
「法治国家において復讐は許されない」という理屈はもちろん理解しています。
しかし「長峰を前にしても同じことが言えるだろうか」と考えると、わたしにはとても無理です。
ある意味、和佳子の心境に近かったのかもしれません。
だからこそ、長峰が撃たれ、菅野が(逮捕という形で)守られたあの結末は衝撃的でした。
心のどこかで、
「復讐のむなしさだけが残るにせよ、長峰はやり遂げるだろう」
「長峰がその後娘の後を追うような悲しい結末だとしても、少なくとも悪(菅野)は裁かれるだろう」
そう信じていたからこその衝撃でした。
やや大げさですが『裏切られた』という心境だったのかもしれません。
法律的には正しい結末だったのでしょう。
そう、法律的には望ましい結末だったのです。
しかし、そこには《正義》の欠片も無いように思われました。
久塚のいうように菅野が出所して新たな犠牲者が出たとしても、法律は菅野を守った責任をとってはくれません。
本作のテーマである少年法の是非を含めて「正義とはなにか?」と考えさせられる一冊でした。
※もちろん答えは出ないのですが、考えることそのものに意味があるのだと信じたいものです。
もし長峰が菅野を撃つ結末だったとしたら?
スッキリはしたでしょうが、しかし、本を閉じてからこれほど法律や正義について深く考えたりしなかったのではないかと思います。
東野圭吾さんは読者に真剣に考えてほしかったからこそ、あえてモヤモヤが残る結末にしたのかもしれないな、と思いました。
東野圭吾『さまよう刃』を読みました❗️
逃げる犯人と、追う被害者遺族
警察に先を越されれば、犯人は少年法に守られてしまいます
父親は自分の手で愛娘の復讐を果たそうとして……
衝撃の結末でした
⬇️WOWOWでドラマ化(5月)#竹野内豊 #石田ゆり子https://t.co/Z6DTIyPefE
— わかたけ@読んでネタバレ (@wakatake_panda) February 16, 2021
まとめ
今回は東野圭吾『さまよう刃』のネタバレ解説(と感想)をお届けしました!
愛娘を喪(うしな)った長峰の悲しみと憎しみがひしひしと伝わってくる作品で、読んでいて胸が苦しくなるほどでした。
警察は市民ではなく法律を守り、法律は加害者を裁くのではなく救う。
被害者遺族である長峰の視点から見た《社会の規律》は不完全で、どこか歪にすら感じられます。
小説としてのおもしろさもありつつ、読者に少年法や「正しさ」について問うような、考えさせられる一冊でした。
東野圭吾さんの幅広い作品群のなかには、こうした社会問題をテーマにしたものがいくつかあります。
たとえばこれ↓もそうですね。
『手紙』(加害者家族への差別)
『人魚の眠る家』(脳死)
ドラマ情報
WOWOWドラマ『さまよう刃』
キャスト
- 竹野内豊
- 石田ゆり子
竹野内豊さんは2009年に公開された映画『さまよう刃』にも出演していて、そのときは織部刑事を演じていました。
放送情報
- 2021年5月スタート
- 毎週土曜よる10:00放送・配信(全6話)
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↓配信中タイトル
- 『ハニーレモンソーダ』
- 『君に届け』
- 『NANA-ナナ-』
密告者は中井誠ではなく刑事でしょ。
>はい。記事の最後で言及しています(わかたけより)